今回は、
ダンスボーカルシンガーのための歌とダンスの両立させるアドバイス!
を書いていこうと思う。
以前にこんなツイッターを書いた。
アイドルソロクイーンダンス審査なう。残りは決勝フルコーラス対決。
ダンス審査のポイントはフルコーラスならではの展開作り、運動量。
技術は横並びに近いので表現力を上げるのは、指先、顔の向きなど細かな仕草としなやかさの緩急。
良くある勘違いは自己中ライブをしてしまう事。
みんな頑張れ!— REaaaL (@reaaal_dance) July 5, 2020
アイドルソロクイーンコンテスト終わった。ダンス審査員させてもらったけど、審査も各自で見るポイントが違くて結構バラける。審査員の歩んで来たダンサープロセスでも価値観変わるし。なので、点数に左右されず己の極めたい道を進む事が最短だと思う。改めてダンスと歌を両立させるのってほんと大変!
— REaaaL (@reaaal_dance) July 5, 2020
自分は、メジャー、インディーなど数多くのアイドルの育成に携わったり、アイドルソロクイーンコンテストなどのダンス審査員を長年させてもらった事で改めて見えた傾向がある。
このコンテスト、アイドルという枠だが決勝のレベルは高い。
2019第6回優勝者
瀬奈ジュリ(143∽)
2019第6回
ダンスパフォーマンス部門1位
あいとうちひろ
今回はその気付きをアウトプットしたい。
自分もダンスボーカルグループでデビュー経験があるけど、歌は経験してないし、当時はボーカルの事まで気にしてなかった。
(だから売れなかったw)
アイドルだけではなく、ダンスボーカルを目指す人には役立つと思うので参考なれば幸いでっす。
ダンスボーカルの課題8つ
●歌い切る体力、肺活量!
●とにかく振り付けに慣れる!
●力を抜く!
●上半身で魅せる!
●自分の今を客観的に把握する!
●自分を客観的に把握する!
●選曲と身の丈は最重要!
●周りの大人(人)に振り回されるな!
それでは1つづつ説明していこう。
歌い切る体力、肺活量!
まずこれが無いと始まらない。
最初はダンスより歌をしっかり歌いきれるか?
を確認しよう。
これには、呼吸のポイントを体に覚えさせることが大事。
振りと歌の息継ぎのタイミングを合わせることができたら、あとは息を吸うポイント、吐き出すポイントを体に覚えさせる。
振り付けをこなす前に、走りながらや息が切れる運動をしながら歌いきれるか?
を確認してみよう。
いくら歌が上手くても、ダンスが上手くてもフルコーラスさえもブレず完走出来なければライブは成立しないぞ。

とにかく振り付けに慣れる!
ダンスは慣れるほど体力を抑えながら大きく効率良く動く事ができる。
歌も発声や基本を抑えれば同じ感覚になるはず。
そして、ダンス経験が長いほど歌とダンスを両立させる対応が早くなるので踊り込みは必須。
さらに歌いながら振付をやり込むほど動きと発声の緩急、バランスが分かってくる。
特にハードな曲ほどやり込んで体に染み込ませよう。






力を抜く!
テンションが上がりすぎて歌や動きが走ったりする人は多い。
テンションが高いは良いことだけど、パフォーマンスがマイナスになるのはもったいない。
観客にはテンション上がってる風に見せて、自分では冷静にパフォーマンス出来れば、もうプロマインドに近い。
本番に強いメンタルを作るのも重要。






マイクの位置に注意!
体や服に当たってゴソゴソ雑音が入ったり、口から離れてブレるとかよくある。
これは素人感が否めない。
シンガーである以上、最低限マイクの扱いだけはダンスより気にするべき。
インカムを使用するのも有効。
マイクはあなたの相棒だぞ!



上半身で魅せる!
もちろん可能なら体全身で表現できるに越したことはない。
けど、歌いながらだとなかなか難しい。
そこで上半身がキモになる。
特に小さな箱ライブはほとんどが上半身で決まる。
むしろ最初は下半身を捨ててもいいぐらい。
特に手の使い方、顔の向き、表情など。
腕はヒジをしっかり使う。
自分のイメージよりさらに外側で動くとダンスに伸びがでる。
あと余裕があるなら指先まで意識する。
特に女性は”しなやかさ”と”ポージング””止め”などのメリハリが重要。
上半身が出来たら下半身の腰、ヒザ、つま先、かかとなど意識を広げて練習しよう。



自分の今を客観的に把握する!
これには動画撮影が最も効果的。
シンガーだけじゃなく、ダンサーはもちろんスポーツでも同じ。
今の自分の課題がハッキリ見える。
さらにライブと同じテンションで行うと荒さや修正点が把握しやすい。
最初はライトな感じで行い、修正点が無くなったら徐々に本気モードで撮影。
という感じでテンションのレベルで確認すると細かいポイント改善に繋がる。



選曲と身の丈は最重要!
“やりたい曲”と”できる曲”は違う。
この勘違いでミスる人は多い。
特にコピー、カバーの曲は注意。
よくカラオケでも自分は気持ちよく歌ってるけど、ただうるさいだけとかあるよね?
ダンスも自分のレベルに合った振り付けすればカッコいいのに、無理してしまうと雑で荒さが目立ってしまう。
難しい=イケてる
ではないぞ。



周りの大人(人)に振り回されるな!
これもあるある。
自分の長短を理解して的確なアドバイス、意見をくれる人ならいい。
しかし、そんな人ばかりではない。
上の立場だけで意見、指摘する人。
よく分かってないのに優越感で口出す人。
このアドバイスほどマイナスなことはない。
例えそれがマネージャー、プロデューサーでも。
でも、アーティスト本人に自覚、理解がなければ人の言うことを聞くしかないのだけど。
なので自分の意見を持てるように、アーティスト自身も常に学び成長しないといけない。






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ダンスと歌を両立させるコツのまとめ
以上、ダンスボーカルのためのアドバイスをザッと書いてみた。
あくまでダンサー目線なので、プロシンガー、ダンスボーカルの人の意見は違うかもしれない。
自分は動きを軸に考えたので参考になれば幸いです。
最後に、
技術がなくても人のココロを動かしたら勝ち
by REaaaL
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