今回は、
頭に来てもアホとは戦うな
という書籍のポイントを紹介していこう。


これはダンス活動でもスクールでも生かせる。
周りの”おバカさん達”に振り回されないように役立てて欲しい。
早速、記事を見ていこう!⬇︎⬇︎⬇︎
「頭に来てもアホとは戦うな」は誰が書いたの?
これは田村耕太郎さんの著書。

田村耕太郎とは…
日本戦略情報支援機構代表取締役。
国立シンガポール大学リー・クワンユー公共政策大学院兼任教授。
前参議院議員(鳥取県選出、2期)。第1次安倍政権で、内閣府大臣政務官(経済財政・金融・地方分権担当)をつとめる。
元参議院国土交通委員長。前大阪日日新聞代表取締役社長。
エール大学、ハーバード大学、ランド研究所でも研究員を歴任。
アホな人=足を引っ張る反対派=無駄
先に伝えておくと、この記事では”アホ”という言葉がたくさん出てくる。
このアホとは、あなたの進行を妨げる人物
という解釈をしておこう。
あなたの周りには、こんな人いないだろうか?
・あなたの意見に対して絶対反対してくる人
・あなたの足を引っ張ってる人
そんな時は腹が立ったり悔しい思いもすると思う。
でも「仕返してやろう!」
とか思わない方がいい。
というのも、そんなアホな人と戦って自分の大切な”時間”とか”エネルギー”を無駄に消費することが一番もったいないから。
自分も今まで沢山の人とコンタクトしてきた。
その中でアホな人とも戦いまくってきたけど、確かにいいこと何1つなかった。
この本を読んで、それがいかに無駄だったか!
を実感した。
戦うべき相手は、そんなアホに反応してしまう自分。
モヤモヤ、くよくよする自分や腹を立ててる自分であるべき。
この本は非戦の書である。
そして敵と戦わずして屈服させるだけでなく、その力を自分の目的を達成させることに利用できるように書かれた本。
今回は、その中ですぐに使える方法を4つ厳選してみたぞ。

アホと戦わずして勝つ方法4つ!
まず1つ目。
①気まずい相手にこそ相談をする
このやり方は、嫌なことをやってくる相手(アホ)に対して、その本人から受けている嫌な行為への対処法を相談する。
つまり、
「アホから受けてる嫌なことを、アホ本人に相談する」
相手がやっている行為を他の人がやっている嫌がらせとして、その相手に嫌がらせの対処法を聞きに行く。
これでよく似てるパターンが、
自分の悩みを友達の悩みとして相談する
とかよくあるパターン。
「最近、友達(自分)が借金して困ってるんだけどどうしよう…」
言いにくい相談を変換するのはよくあるよね。
今回の方法は、問題の本人に直接ぶっ込んでいく方法となる。
でもこれ、かなり度胸いるよね。
例えば、こんな問題があったとしよう。
相手から無視される。
無理難題を押し付けられる。
これらで困っているとしたら、その当事者に
「自分を無視したり無理難題を押す人がいるんだけど、どうしたらいいかな?」
と相談する。
これ感のいい相手ならすぐ分かるよねw。
そこで相手がアドバイスをしてくれたら、その通り実施しよう。
すると相手もアドバイスした手前、今までの行動を修正してくれる可能性がある。
そして、さすがに相手も、
「それ俺のことじゃん」
って気付くだろう。
これは著者の田村さんが実際に行って効果があった方法らしい。
なのでやってみるのは面白いと思う。
ちなみに自分はこれは未経験。
続いて2つ目。



②相手の意見や質問の意図を考えてみる
これは論理的で重要な考え方。
何か嫌なことを言われたら、すぐ感情的に反応してしまうことってあるよね。
ここがそもそも間違い。
もし嫌なことを言われたら、すぐに
「なんでこの人は、こんなことを言うんだろう?」
と考えてみる。
これは絶対に覚えておいた方がいい。
そうすれば怒りで無駄な時間とエネルギーを使わずに済む。
例えば、
あなたが何か新しい挑戦をしよう!
とした時に、
「そんなの無理だよ」
という人もいると思う。
ここでムキにならず、こう考えてみる。
「あぁこの人は自分を置いて、新しいステージに入ったら寂しいからこういう事を言うんだな…」
すると不思議と落ち着くことができる。
要は、自分に都合よく考えることが大事。



実は相手は、
ただ寂しいだけ。
嫉妬してるだけ。
だったりする。
だから相手の言葉に対して笑顔で、
「なるほど!あなたはそう思うんだね」
くらいの言葉を返して冷静になることが大切。
まずは、怒ったり落ち込んだりする前に、相手の意見の意図を考えてみる。
これは絶対行った方がいいと思う。
続いて3つ目。



③サンクコストで割り切れ
サンクコストを簡単に説明すると、
「回収ができなくなった投資費用」
または、
埋没費用とも呼ばれる。
事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のこと。
この無駄になったコストにこだわると、更に無駄がどんどん大きくなってしまう。
「無くなったものはしょうがない!」
この姿勢や考え方が大切。
これはアホな人が相手でも一緒。
アホな人に費やす時間は無駄。
自分の時間の価値を意識するようにしよう。
怒りの感情や悩んでいる時間は非常にもったいない。
そんな時間があるなら、自分の成長のために勉強したり、自分の趣味や目標に使った方がよっぽど意味があるよね。
アホな人と関わるのは時間の無駄だと考える!
これを意識しておくといい。
これでアホな人に絡まれても、無駄な時間を使わなくて済むようになる。
そして最後4つ目。



④嫌な相手にこそ!やられたふりをする
嫌いな人に悪口を言われたり、否定されたりすることってあるよね。
そんな時に、あなたはどうするだろうか。
この本では相手の攻撃に対してやり返す!のではなく、やられてるふりをしろ。
と書かれている。
例えば、
「仕返ししてやろう!」
と思ってやり返すとする。
そしたら確かに、その瞬間はいい気分になれる。
でもその後、その相手はさらに邪魔な存在になってしまい時間の無駄になってしまうだろう。
あなたが本当に自分のやりたいことに集中したいのなら、アホな人にも頭を下げよう。
アホな人も人間。
頭を下げられれば油断も生まれ、情に流されるはずだ。
自分は負けず嫌いで、今までの人生ではやり返すことも多かった。
だから、この本を読んで凄い反省したよね。
そして、
「無駄なことも多かったなぁ」
と思った。
一時期、
「倍返しだ!」


みたいな流行りもあったけど、それでスカッするのは一瞬。
なので、それだけのために自分の時間を使うのは良くない!
と改めて考えた。
よく掲示板などのスレや動画コメントでも、言って言い返すみたいなやり合いがある。
これも時間の無駄。
最後に余談。
この本の内容ではないけど、1つ参考になる考え方を教えよう。
これは2チャンネル(現5チャン)を作った「ひろゆき氏」の言葉。


彼はディベートスキル(討論)で有名だけど、
ひろゆき氏は誰かに、きついこと言われても怒らないんだよね。
その理由が、
「私、自分以外の人を見下していて”犬”みたいに思ってるんですよ。
皆さん犬に吠えられて起こりますか?』
こういう考え方。
一見すごい偏った考え方だけど、実際効果あると思う。
自分は、さすがに犬とは思わないけど例えば、
「尊敬もしてない”アホな人”から何かを言われても、気にすることない」
って考えられるようになる。
すると、無駄なトラブルとか敵意がある言葉に対して、こっちが反応しなくて済むようになる。
ただし、この考え方には自分の性格もある。
自分に自信がある。
自分の方が格上という自負がある。
こういうメンタルが必要なので、自信ある人は凄い有効。
逆に自信がない人は、無理やり感がストレスになるので自分に合う方法で行おう。



アホを相手にしない方法のまとめ
①気まずい相手にこそ相談をする
②相手の意見や質問の意図を考えてみる
③サンクコストで割り切れ
④嫌な相手にこそやられたふりをする
この本については以上。
他にも、
どんな強者も味方にするテクニック。
他人の目を気にしない方法。
などが書かれているので、興味がある人はぜひ読んでみて!