今回は、
脳に悪い7つの習慣の本
を解説していこう。


最初に結論を書くとこうなる。
脳に悪い7つの習慣は、
①興味がないと物事を避ける
②嫌だ疲れたと愚痴を言う
③言われたことをコツコツやる
④常に効率を考えている
⑤やりたくないのに我慢して勉強する
⑥スポーツや絵などに興味がない
⑦滅多に人を褒めない
では何故、この7つの行動が脳に悪いのか?
というわけでこの記事では、
①脳の3つの本能
②脳のしくみ
③リフレーミングとは?
という順番で解説していきくのでお楽しみに。
①脳の3つの本能とは
生きたい!
知りたい!
仲間になりたい!
という3つ。
全ての生物の目的は超シンプル!
種の存続と繁栄である。
つまり生きるということ。
この目的を達成するために脳を発達させたのが私たち人間。
なので、この脳の目的も生きることになる。
そして人が生き残るために必要だったのは、
・あらゆる知恵を知ること
・他の個体と仲間になること
そういうわけで著者の林先生は脳の3つの本能を、
行きたい
知りたい
仲間になりたい
の3つだとしている。
そして、
人の脳のパフォーマンスは上げるには、この3つの本能に従って脳を喜ばせてやること。
つまり、
衣食住を安定させることで生きたいという欲求を満たす。
何事にも好奇心を持って知ろうとすることで知りたいを満たす。
良い人間関係を築くことで仲間になりたいを満たす。
このように脳の3つの本能に従うことで、脳は喜び働きが良くなる!
ということになる。

頭がいい人とは、何に対しても興味を持ち積極的に取り組める人のこと。
というわけで、ここからは脳の3つの本能のうち「知りたい」という本能について掘り下げていこう。
②脳の仕組み
これも結論から伝えると、
脳は自分が”好きな事“や”タメになること“に対して積極的に食いつき、理解力や記憶力を発揮する!
しかも”疲れない“という仕組みになっている。
この仕組みを医学的に説明しようとすると、
大脳皮質神経細胞が認識した情報がa10神経群に到達して….
みたいな、ややこしい話になるのでここでは省略。
簡単に書くと、
好き!
これはためになる!
という感情が知りたいスイッチをONにする!
つまり、好きだから、またはためになると思うからこそ!
右脳の「知りたい」というスイッチが入り理解力や記憶力がアップする。
しかも脳は疲れ知らずで、どんどん情報に食いつくということ。
好きこそものの上手なれ
という”ことわざ”があるけど、好きなことは自然に上達するという脳の仕組みから見てことわざは正しいよね。



③リフレーミングとは?
リフレーミングとは、物事を別の枠組みで捉え直すこと。
例えば、
「上司に仕事を任されたけど面倒臭くて嫌だなぁ。
けど、この仕事を通してレベルアップできるし上司もきっと感謝してくれるだろう!」
というように物事を別の側面から捉え直す。
マイナスの考え方に1本足してプラスにする考え方。
つまり、これを普段の生活に取り入れ物事の良い所や自分のためになりそうな点を探して、好きになろうとすることが大事だということ。
リフレーミングによって脳は喜び、パフォーマンスを上げてくれることだろう。
先ほど頭がいい人とは、
何に対しても興味を持ち、積極的に取り組める人
と書いたけど、おそらくそんな人達はリフレーミングするのがめちゃめちゃ上手く、いつもリフレーミングするのが習慣になっている人だと思う。
というわけで最後にまとめ!



まとめ
脳には3つの本能がある。
生きたい
知りたい
仲間になりたい
この本能に従って脳を喜ばせることで脳の働きがよくなる。
特に”知りたい”については、
好きとか、ためになる!
という感情がスイッチになる。
なので、いかに上手く物事をリフレーミングして”好きなとこ”や”為になるとこ”を探せるか?
これが大事ということ。
そして今回の内容で、脳に悪い7つの習慣が分かると思う。
最後に、
脳に悪い7つの習慣を確認して、脳に良い7つの習慣にリフレーミングして終わろう!
脳に良い7つの習慣
・何事にも興味を持って関わっていく
・好き!まだいける!などポジティブな言葉を使う
・主体性をもって自ら進んで取り組む
・一見無駄そうなことからも発見がある
・スポーツ屋会などにも興味を持つ
・たくさん人を褒める