幸せになれない人には共通する「行動思考パターン」がある。
今回は、その3つを挙げていくので、当てはまる人は意識的に注意してみよう。
幸せになれない人の行動パターン3つ
①他責にする
まずは「他責」。
他責とは簡単に説明すると、
自分の行動の結果を他人に責任があると考える思考。
物事がうまく行かなかったときに「自分以外の理由だ!」
と人のせいにすること。
逆に「自責」とは、自分の行動の結果を自分に責任があると考える思考。
都合の悪いことが起こると、それを他人のせいにして、自分は悪くないと主張する。
しかし、その批判の矛先を向けている人と関わりを持つ選択をしたのは自分自身である。
そこで騙されたり、裏切られたりするのは、もちろん”する側”に非があるのは明らかだけど、その人を選択したのが自分自身であることを忘れてはいけない。
そもそも、人のせいにしたところで、問題は何も解決しない。
その理由は、
過去と他人は変えることができず、変えられるのは「自分」と「未来だけ」だから。
失敗やトラブルを”人”や”環境”のせいにしている人は要注意。

②言い訳をする
次に「言い訳」。
これは自分の現状に、あれこれ理由をつけて正当化する行動である。
あるいは、行動する前に、自分がやらない理由を考えてしまう人もいるだろう。
でも、頭でやらない理由を考える時間があるなら、その間に行動するほうが最終的に良い結果になることが多い。
言い訳しているうちに、チャンスは逃げていくもの。
欧米には、「チャンスの神様には前髪しかない」という、ことわざがある。
これは、通り過ぎてしまってから追いかけても、チャンスをものにすることができないという意味。


「頭の良い人」ほど、やる前にあれこれ考えてしまい、やらない理由を見つけ出すのが得意。
頭の良い人とは、残念な人のことでもあるのだ。
楽観、短絡過ぎもダメだけど、考え過ぎも良くない。



ネガティブ思考
そして、最後の3つ目は「ネガティブ」。
物事を悲観的に見て、ネガティブな思考をしている人は一緒にいても楽しくない。
「事実は1つ、解釈は無限」
同じことでも、
ネガティブに捉えるか?
ポジティブに捉えるか?
は、その人次第である。
どっちの考え方に人間的な魅力があるかは明らかだよね。



行動パターンの違いで変化する
今回紹介した、幸せになれない人の行動パターン3つ。
「他責」
「言い訳」
「ネガティブ」
という行動パターンを持つ人とは、誰も付き合いたいと思わない。
人も寄って来ないし、その結果、孤独になり縁が広がることもなく、幸せになることができないのである。
逆に言えば、この行動パターンを改めるだけで、人生が好転する可能性が高いとも言える。
人生の幸福と不幸の違いは、こんなちょっとした行動パターンの違いで変化していく。
そうであるなら、幸福になれる可能性の高い行動パターンを心がけるべきだよね。
今回1つでも身に覚えがある場合、行動と思考パターンを改めてみよう。
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前作『嫌われる勇気』でアドラーの教えを知り、新たな生き方を決意した青年。
その彼が3年ぶりに哲人のもとを訪れる。
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そして、最後に哲人が説くのは、誰もが幸せに生きるために為すべき「人生最大の選択」についてだった。
果たしてその選択とは…
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