今回は、
MAROさんの著書


について紹介していこう。
突然だけど、あなたは聖書読んだことあるだろうか。
ちなみに自分はある。

もし読んだ事ない人でも、聖書って「何だかいいこと書いてあるんだろうなー」というのは分かるよね。
でも、わざわざ読むまでは面倒…。
という鼻ほじりながらポテチを食べてる、この記事を見てるあなた!
これを読めば聖書の良さが簡単にわかるぞ。
というのも、この本は聖書に書いてある難解な言葉を自分達たちの日常に落とし込み、まとめた一冊なのである。
ありがたや。
ありがたや。
さらに、この記事はそのまとめを”さらにまとめた”ので、この記事を読むだけで「聖書を読んだことあるよ!」って言ってもOK!
では今回は以下の項目を解説していこう。
1:恨みを倍返しにする!はやめとこう
2:最近フケしたねと言われた時の考え方
3:パワハラやいじめに耐えられない時はどうするのか
4:いつか幸せになりたいは無理
1:恨みを倍返しにする!はやめとこう
よく「目には目を歯には歯を」という言葉を聞くよね。
これは元々旧約聖書の”出エジプト記”という書に出てくる法律。
そしてこの法律は復讐を禁ずる内容だったのである。
というのも、昔は法律自体がない。
なので「殴られたから腕を切り落としてやった!」という過剰な復習が横行していた。
だから、
「目を潰されたら、目を潰すだけにしよう!」
「歯を折られたら、歯を折るだけにしよう!」
と法律で定めた。
でも、これでも十分怖いルールではある…。
そして時代が進み、新約聖書になるとイエス様はこう言った。
“目には目を歯には歯を、と言われていたのをあなた方は聞いています。
しかし、(中略)あなたの右の頬を打つ者には左の頬をも向けなさい”
マタイ5:38-39
これ聞いたことある人も多いのでは。
この意味は決して「無抵抗の善人になれ」という意味ではない。
ただ「復讐はやめなさい」って意味なのである。
恨みを倍返しにしたら、相手からも倍で返ってくる。
…2倍、4倍、8倍と倍返しをループすると、終いには恨みが1024倍にもなってしまう。
かの有名なアインシュタインは「最大の発明は複利である」と言った。
恨みや憎しみは放っておくと、この複利で膨れ上がってしまうのだ。
なので、その膨張が起こらないように1倍にしておきなさい。
というのが「目には目を歯には歯を」なのである。
そもそも復讐なんて誰も幸せにならないからやめとこうな。
という教えを広めたのはイエス様だったんだね。


あかんよ!
2:最近フケしたねと言われた時の考え方
まず結論から。
“多い(年齢が高い)”ことを失うと考えるのではなく、得ることだ!と考えるようにしよう。
私たちは30歳を越えてくると白髪が増えてきたり、老眼になって手元の小さな文字が見えにくくなってくる。
自分は鼻毛や眉毛にも白髪が見え出した時は、さすがに老いを感じたよね。
確かに、一般的には老いることは嫌なことだと思う。
でも聖書にはこう書いてある。
“若い男の名誉は彼らの力。
老人の輝きは、その白髪”
箴言20:29
これを言い換えると、
「若い男には体力あるけど、老人には知力と経験があるよね」
という意味。
歳を取り老いることで”衰えていく”と考えがちだけど、反対に得ることも多くある。
だから若さを失うと考えるのではなく、”老いを得る”と考えると少しだけ歳をとるのが嫌じゃなくなる。
もし、あなたが実年齢より若く見られて嬉しい!
と喜ぶようなら、それはもう老いの始まり。
本当に若い人は、実年齢より若く見られたらむしろ怒ったりするしね。



3:パワハラやいじめに耐えられない時はどうするのか
結論。
迷わず逃げちゃおう!
社会人なら上司や同僚取引先、学生なら先生や同級生から嫌なことを言われたり、されたりする事もあるだろう。
そんな時は、もう逃げちゃおう。
何日か休んだっていいし、辞めてしまうのもあり。
でも、多くの人はこう考える。
「逃げるなんて弱いやつのすることだ!」
でもそんなことはない。
例えば、聖書では1.2を争うほど出世したダビデがいる。
あの露出している、この人だ。


この人もサウル王からのいじめから逃げた。
もうそれは逃げて、逃げて、逃げまくったのだ。
でも、最終的にサウル王に変わりイスラエル史上最高の王になった。
そして今でも英雄として語り継がれているのがダビデ。
聖書ではいじめっ子に対してこう言う。
“お前たちは苦しむ者の計画を踏みにじろうとするだろう。
しかし主が彼の避け所である”
詩篇14:6
この意味は、神様が
「この子をいじめるならいじめてみろ、私が守るぞ!」
こうやって宣言してる。
かっこいいね。
実はこれ、多くのクリスチャンが日曜日に教会に行く理由の1つ。
クリスチャンも社会で生活しているので、パワハラやいじめにあうことは当然ある。
そんな時に、神様のところに身を置いて安心できるようにするんだとか。
「だから、あなたもクリスチャンになろう!」
ということではない。
あなたにとっての安心できる場所、あなただけの教会を持つことが重要なのである。
それは人によっては家族だったり、友人だったり、恋人だったりする。
まずは逃げて、安心できるところで体勢を立て直す。
ということが重要。
強がって嫌なことを我慢するくらいなら、まず安全な所に避難する。
”あなたの中に、あなただけの教会”があるだけで心強い支えになると思う。






4:いつか幸せになりたいは無理
いつか。と考えるより、今幸せになりたい!
こうやって考える人の方が実は幸せになりやすい。
これは結婚相談所の話なんだけど、
「いつか幸せになりたい!特に自分を幸せにしてくれる人を見つけたい!」
と言う人に限ってなかなか結婚相手が見つからない。
逆に、「今幸せです!」
という人の方が、意外とあっさり相手を見つけて結婚まで進みやすい傾向があるのだ。
「これが嫌で、これが不幸で…」
こういう不幸自慢する人よりも、
「今が楽しくて!これが大好きで!」
といった前向きな人の方が相手は親しみを持てる。
そりゃそうだよね。
哲学者のカール・ヒルティは幸福論で、
幸せとは日払いの報酬である。
と言っている。
この意味はこうだ。
昨日の幸せを受け取ろうとしても手遅れ。
明日の幸せを今日前借りしようとしても無理。
これ現代で例えると、ゲームアプリのログインボーナスたいなもん。
日付が変わってログインボーナスが貰えなかったら諦めるしかない。
いつか幸せになりたい。
と思っている人!いつかではなく「今日幸せになる!」
ことを考えよう!
みんな嫌なことは毎日頑張る。
けど、楽しいことを毎日やる。
これに慣れていない人が多い。
毎日コツコツ辛いことをしても、いつか幸せになれるとは限らない。
でも、毎日コツコツ幸せにしていけば、いつか必ず幸せになる。
みんな幸せになる勇気を持とうね!






聖書の教えは現代に通用するのか?まとめ
1:恨みを倍返しにしたいはやめておこう
2:最近老けたねと言われた時の考え方
3:パワハラやいじめに耐えられない時はどうするか
4:いつか幸せになりたいは無理
という内容だった。
悩みが沢山あるけど、なかなか解決しない!
というあなた。
この機会に1つの解決策として”聖書”を選ぶのもいいかもしれない。
最後にドラゴンボールの作者、鳥山明先生の「仕事を簡単にする方法」を紹介しよう。
ドラゴンボールを読んだことある人はわかると思うけど、ほとんどのパターンで強い敵が現れ町を全て破壊した後に悟空達が登場する。


これ、なぜなのか?
それは背景の建物を描かなくて済むから。
またスーパーサイヤ人の髪の色って金だよね。
これは漫画だと色を塗る(ベタ)する手間が省けるから。


これは鳥山先生が怠け者とかじゃなく、週刊連載というスケジュールをこなすために生産性を高く効率化する方法を考え抜いたからこそ生まれたアイデアなんだよね。
最小の努力で最大の効果を発揮!
この働き方は凄い参考になるよね。
普段から使える場面もあると思うので、ぜひ取り入れていこう!