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【Travis Scottに学べ!】アーティストのブランディング成功法!

今回は、

トラヴィス・スコットから学ぶブランディングと話題作り!

の解説をしていこう。

 

2020年にはマクドナルドとのパートナーシップだけではなく、プレイステーション5とのコラボ商品もリリース。

映画「TENET」のサウンドトラックに楽曲を提供するなど、最もビジネス的にも活躍したアーティストと言っても過言ではない。

以前Forbesがマクドナルドとプレイステーションとのコラボで彼が稼いだ額を推測していたが、彼のビジネスを呼ぶ「ブランディング」は見習うべきものがある。

彼のブランディングについて調べたので、一部紹介していこう。

 

トラヴィス・スコットとは

トラヴィス・スコット

2012年にメジャーレーベルのエピック・レコードと契約。
同じ年の11月にカニエ・ウェスト率いるグッド・ミュージックと契約。
そして、2013年4月にT.I.が率いるグランド・ハッスルと契約。

2作目のアルバム『Birds in the Trap Sing McKnight』(2016年)は初の全米1位を記録。
2019年には自身のレーベルCactus Jackのコンピレーションアルバム『JackBoys』をリリース。

 

 

何も告知せず商品を一部PRする

トラヴィス・スコットは何もファンに伝えない状態で、ミュージックビデオなどで商品をチラ見させることがある。

例えば、

2020年にリリースされた楽曲「Franchise」のMVには、トラヴィスのアルコール飲料「Cacti」が登場し、ファンにサプライズで「え?新商品?」と思わせることに成功している。

また、リリックにも「Cacti、これはアイスティーではない」とPRし、その存在感を強調。

 

「Cacti(カクティ)」とは「Budweiser(バドワイザー)」で知られる世界的酒類メーカー「Anheuser-Busch InBev(アンハイザー・ブッシュ・インベブ)」とチームアップし、何千回もの試作を重ねて開発し2021年3月に発売された。

Travisのテキーラ好きからメキシコ産ブルーアガベを原料に製造されたスパークリングウォーターで、天然香料にこだわったパイナップル、ライム、ストロベリーの3つのフレーバーを展開。

パッケージはフレーバーによって若干異なり、アルコール度数は7%らしい。
うーん、7%はちょうど良いんだよねぇ。
知ってんな。

 

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ちなみに初日から全米の2万店以上の店舗で展開し、全店で24時間以内に完売。
報道によると、ほとんどの店舗で12時間以内に完売!

 

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頻繁に商品をネームドロップ

 

現在ではトラヴィス・スコットと言ったらナイキのイメージが強い。

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彼は一時期Reebokのアンバサダーだった。
楽曲「Zombies」では、

「リーボックは俺の足を熱くする/パッケージを送ってくれる/GL 600かPalace、クラシックとのコラボだ。」

とラップしている。
しかし「Sicko Mode」にて、

「ジャンプアウトボーイズ/それはクープから飛び出すナイキ・ボーイズだ。これは大きすぎる、俺らが来たら金をくれ」

とラップ。

毎回そのときの自分をサポートしているブランドや商品をネームドロップしている。

長い物には巻かれすぎかよw
でも、これはビジネスでは非常に大事な事なのである。
無駄なプライドは可能性を狭める。

 

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柔軟でアンテナを高くする

自身のターゲットである若者層に人気なものとコラボするという点で、トラヴィス・スコットは一流のマーケティングチームを持っている。

パンデミックで多くのアーティストがライブできないなか、彼は10代に絶大な人気を誇るゲーム「フォートナイト」でライブを企画。

 

チケットで稼ぐというシステムとは全く違う次元の「ライブ体験」を提供した。
彼とチームが若者のアンテナを張っていたことによって実現したコラボであろう。

柔軟であり常に”今”を捉える姿勢は是非見習いたい。

 

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成功をさらに追求し深める

「フォートナイト」で成功を収めたトラヴィス・スコット。
さらにゲームの世界を深く追い求め、プレイステーションとのコラボも実現する。

ゲーム業界でも自分の需要があることを確信したのか、これらの動画は全部自分のチャンネルから配信されており、広告収入も入っているはず。

自身が幼少期から好きだったゲームという、自分のパッションとマッチしたこともあり、相性が抜群の業界であったのだろう。

 

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トラヴィス・スコットから学ぶブランディングと話題作りの最後に

いかがだったかな。

今やアーティストは良い楽曲はもちろんビジネスマインドが大事。
自身でマネージメントし積極的に発信していかなければならない。

みんなも意識してビジネスに取り組んでいこう!

 

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