経営者として事業を立ち上げ軌道に乗せている人たちには、”ある共通点”がある。
今回はそんな経営者のポイントを3つ書いていこう。
成功する経営者3つの共通点
では1つ目の共通点。
負けず嫌い
人に負けたくない!
競争に勝ちたい!
このように闘争心が強いタイプ。
それが事業を進める原動力の1つになっている。
また、中には強いコンプレックスを持ち、それを成長のバネにしている人もいる。
コンプレックスをネガティブな自己否定につなげるのではなく、むしろ「頑張ろう!」とするエネルギーに変換しているのである。
ZOZO創業者の前澤氏含め成功者に背が低い人が多いのは偶然ではないのかもしれない。
せっかち
物事を少しでも早く進めようとスピードにこだわる。
それが競合との差につながり、積み重なることでより強みとなっていく。
時間をかけて、正しい選択を懸命に探すより、スピードを優先してまずやってみて、間違えたらすぐに修正する。
そのようなスピード重視のやり方が結果につながる。
信用を重んじる
信用を構築するのには時間がかかるけど、信用を失うのは一瞬。
成功する経営者は、信用の重要性を深く理解し、その構築と維持に最大限の注意を払っている。
●お金に関してクリーン
●約束したことを守る
●時間に遅れない
と言った基本的な行動を当たり前のように続け、周囲の信頼を得ていく。
これが、ビジネスパートナーとしての安心感を高めていく。
では最後に、自分が考える成功者に必要なポイントを挙げて締めたいと思う。
馬鹿になれ!
世の成功者(自分のやりたいことを成し遂げること)に必要なのは、頭の良さよりも馬鹿になることが重要。
むしろ、頭が良いことは、成功の妨げになるとさえ感じる。
というのは、頭の良い人は何かをする前に、まずリスクから考えがち。
失敗するとどうなるか?
最悪のシナリオはどうなのか?
など、あらゆる可能性を検討して慎重に判断する。
決してこれが悪いと言うことではないが、変化の激しい今の世の中において、過去の経験やデータを基にあれこれ考えても、そもそもインプットが間違っているわけだからアウトプットも正しくなる訳がない。
逆に、馬鹿になれる人は、あまり物事を深く考えず取り敢えずやってみる!だから、始めることのハードルは高くない。
もちろん、失敗することもあるかもしれないけど、その中のいくつかは大きな成功につながる。
または大きな経験として生きていく。
トータルで見ると、失敗より成功からのリターンが圧倒的に大きくなるという訳。
世の中の多くはリスクを過大評価している。
だから、始める前から諦めてしまう人が多い。
あれこれやらない言い訳を考える頭の良い人よりも、
“あまり考えずまずやってみる!”
こんな馬鹿になれる人が成功する。
これは当たり前と言えば当たり前のこと。
イーロンマスクだって、ある意味”馬鹿”だからあそこまでのアクションを起こせるのかもしれない。
そして、あのアップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏もスタンフォード大学の卒業式の伝説のスピーチでこう語っていた。
「Stay hungry,Stay foolish」
「ハングリーであれ、愚かであれ」
だから、小賢しく考える前に、まず馬鹿になって行動することが大事。
最後に
ビジネスで成功するためには、
“どんなビジネスをやるか”
よりも、
“どんな仕事のやり方をするか”
が大切。
冒頭で書いたような性格を持ち、行動できる人であれば、何をやってもきっと結果を出すことができると思う。
逆に言えば、もしこれらの要素が欠けているのであれば、経営者にはならない方が良いのかもしれない…
やるかやらないかは、あなた次第。
二一世紀を代表する会社を作りたい――。
高校生のときに抱いた起業の夢は、サイバーエージェントの設立により実現した。
しかし、社長になった彼を待っていたのは、厳しい現実だった。
ITバブルの崩壊、買収の危機、社内外からの激しい突き上げ……。
孤独と絶望、そして成功のすべてを赤裸々に告白したノンフィクション。
Abema TVなど常に挑戦し続ける藤田氏。
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