ブログを読んでくれてありがとう!
これが今年最後の記事!
来年も何卒宜しくお願いします。
では今回は、
ディズニーのテーマパーク戦略
という話題を書いていこう。
現在、日本のテーマパークはどこも苦戦している。
(今はコロナで世界中のテーマパークは厳しいと思うけど)
自分も昔によく遊びに行った「としまえん」も、ついに閉館してしまった。
ただ、これらの中でも莫大な集客力をほこるテーマパークが存在する。
それは、
ディズニーランド
USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
これら2つに共通することがある。
次はその内容に触れていこう。
ディズニーランドとUSJに共通する事とは?
それは、
どちらもリピート客が訪れる
これが挙げられる。
特に、ディズニーランドのリピート率はかなり高い。
ここに、ビジネスで必要なヒントが隠されている。
未完成なテーマパーク
ディズニーとUSJはどちらも「未完成なテーマパーク」であるといえる。
2つはどちらも新規リニューアルを繰り返し、新たな施設をいつも作っている。
また、パレードがいつも違うため、毎日通う人がいるくらい。
現在そのパレードもコロナが収まるまで寂しいけど…。
つまり、どちらも終わりがない。
という事である。
1年後に訪れると、また違った楽しみを得ることができる。
こうすると、年月が経った後に訪れることで、また新鮮な体験をすることができるのでリピート客がつくようになる。
これを常に提供できる資金力はもちろん企画、マーケティング、プロモーションもレベルが高い。
多くのテーマパークというのは、だいたい一度行けば「もう全部回って楽しんだし、もう当分来ることはないかな」と思ってしまう。
しかし、新規リニューアルによって、まったく新たな楽しみを得られるテーマパークであれば、また行きたいと思うだろう。
通常リピート客がつきにくいテーマパークであっても、「常に未完成」という考えを取り入れることで何度もリピートしてくれるようになる。
富士急ハイランドは場所は遠く不便だが、乗り物を新展開することによって唯一の価値を提供している。


ビジネスはリピート率が重要!
これはテーマパークだけではない。
ビジネスなら、どれだけリピート客を取り込むのかが重要なのである。
理由は、
新規顧客を集めるよりも、既にサービスや内容などを知っているリピート客を集めるほうが圧倒的に簡単だから。
「リピート客を取り込むには?」
この考え方を取り入れるだけで、一瞬にして儲かる事業(テーマパーク)へと変わるようになる。
観光地の誘致を目指す
テーマパークと同じ戦略は観光地にも通用する。
観光地の多くは新規顧客によって成り立っているビジネスといえる。
あなたも、一度しか行ったことのない観光地のほうが圧倒的に多いはず。
では、何とかこの観光地にリピート客を呼び寄せることはできないだろうか。
また、「もう一度行ってみたい!」と思わせることはできないか。
少なくとも、一度の観光で全部堪能できてしまう場合はリピート確率は限りなく低い。
すべてを見せるのではなく、ほかにも多くの観光ポイントを提供すれば再び来てくれる確率は高まるのではないだろうか。



お客が集まるシステムを構築する
このシステム構築には、冒頭で書いた目玉となる”新鮮なサービス“を提供するのが有効。
そして、「再チャレンジしたい!」という気持ちを持たせる事が重要。
ディズニーやUSJはアトラクションが多く、1日でまわるのが困難。
なので、再チャレンジしたい欲が湧いてくる。
これは新たなアトラクションを常に模索しているからである。
これをビジネスでいえば「仕組みを考える」ことに当たる。
自動でお客が集まってくるシステムを構築するのである。
リピート客というのは、かなり濃いお客(ターゲット)となる。
そのような人であれば、その観光地での経験を他の人に言う確率が高い。
つまり、口コミが起こる。
そこから、このようなサイクルが生まれる。
⬇︎
その人たちの何割かがリピートし口コミする。
⬇︎
口コミで新規客が集まるようになる。
⬇︎
口コミ客の何割かがリピートし再度口コミする。
⬇︎
さらにビジネスが加速していく。
このように考えれば、ビジネスでリピート客を集めることの重要性を理解できるはず。
あなたのビジネスのお客をみたとき、どのような人が多いだろうか。
もし新規顧客が多いのであれば、将来のビジネス展開はかなり厳しいだろう。
そこでリピート客が自然に集まるような仕組みを構築すれば、ビジネスはうまく回っていくはず。
是非、テーマパーク戦略を取り入れビジネスを飛躍させてほしい!
USJをV字回復させた森岡 毅さんの本を紹介しょう。
現在は株式会社 刀というマーケティング専門の会社を立ち上げている。
凄く参考になるので、是非読んでほしい2冊だぞ!⬇︎


