トレーニングをついついサボっちゃう…。
ダンスの練習が面倒になってきた…。
新しい挑戦心が湧いてこない…。
あなたはこんな「怠け癖」や「やる気のなさ」に悩んでない?
「友達は一生懸命頑張っているのに自分はサボってばかり…」
と考えてしまう人もいると思う。
でも、そもそも
なぜ人はこうやって怠けてしまうのか。
また、怠け癖のある人はどうやってやる気を出せばいいのか。
今回は、こんな「怠け」と「やる気」についての疑問を解き明かしていこう。
記事の最後に、やる気を出す方法を3つ書いたので、是非参考にしよう。
怠けてばかりと悩む必要はない
基本的に人間を含め多くの生物は怠け者。
というのも、行動するというのはすごくエネルギーを消費する行為だから。
「狩りをする時」や「隠れ家を探す時」など、大事なとき以外はだらだらとエネルギー消費を抑えて過ごす。
この理由は、生存確率アップにつながるからなのである。
また、変化を嫌うという本能もある。
例えば、
自分が野生生物であることを想像してみよう。
いつもと違う場所で違う行動する。
これはどんな危険があるかわからない。
だから、わざわざ新しいことにチャレンジせず、
いつもと同じような場所で同じような行動をとる方が明らかに安全だろう。
つまり「怠け」というのは生物としての本能でもある。
なので、ある程度はしょうがないのだ。
新しいことに挑戦したい!
そんなあなたはこの記事を読もう⬇︎

とはいえ、誰でも常に怠けているわけではなく、
活発に動いたり怠けたりを繰り返す。
現在その比重が、どちらに偏っているのか?
これが重要。
やる気がある時、ない時というのは何によって決まるのか?
次はこの説明をしていこう。
やる気物質!ドーパミン
やる気の鍵となるのは「ドーパミン」という脳内物質。
ドーパミンとは…
中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもある。
運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミン、ドーパミンを総称してモノアミン神経伝達物質と呼ぶ。
引用:wiki
そのドーパミンが脳内で分泌されると人間は幸福感を感じる。
そして、やる気に満ち溢れ積極的に行動を起こすことができるようになる。
本能的に怠けてしまう人間が、たまーに
「何か新しいことにチャレンジしよう!」
とするのは、このドーパミンのお陰とも言われている。
この記事はドーパミンマニア必読⬇︎



逆にドーパミンが無ければ、やる気がなく怠けてしまう。
ある研究でマウスのドーパミン受容体をなくした時の反応を見た。
すると、
全くやる気のないマウスが誕生!
目の前に食べ物があったにも関わらず餓死したそう。
これほどドーパミンというのは、やる気において重要な物質なのである。
怠け癖のある人と、ない人の差というのは、
このドーパミンをうまく活用できているか?いないか?
というのが理由の1つだったりもする。
怠けない人はドーパミンをコントロールしている?
怠け癖がない人は経験などからドーパミンを出す。
つまり、
やる気を出す方法
というのを理解している人も多い。
では、怠け癖のある人が
どうやってやる気を出せば良いのか?
について書いていこう。
やる気というのはドーパミンが鍵となる。
だから、ドーパミンが出るような行動を取れば良い。



ドーパミンを出す方法は3つ
①標設定をし未来をイメージする
ドーパミンは目標設定をしたり、未来をイメージしたタイミングで分泌される。
つまり、
何か新しいことにチャレンジしよう!
と思ったとき、「具体的な目標を設定」「目標達成」した自分の未来を強くイメージすると良い。
俗にいう妄想力。
計画や目標の妄想によってドーパミンが出てきてモチベーションが上がる。
そして、その勢いで行動に移せる可能性もグッと上がるだろう。
②小さな目標を達成していく
大きな夢、大きな目標
これは凄く良いこと。
だけど、達成が難しすぎる壮大な目標を1つ立てるより、もう少し簡単に達成できる小さな目標をいくつも立てるほうが良い。
というのもドーパミンは目標を達成したタイミングでも分泌されることが分かっている。
何か目標を達成した時に達成感を得て気持ち良い気分になる。
それで、ますますやる気がアップした!
なんて経験がある人も多いと思う。
実はそれもドーパミンの影響によるもの。
ダンススクールの発表会はまさにそう。
仕事でもプレゼンが成功したり、案件が取れた時など。
細かい目標をいくつも設定し何度も達成する。
その度にドーパミンがやる気をアップさせてくれるはず!
③やる気が出なくても、まずは行動に移す
例えば、
掃除や勉強のやる気がなかったのに、やり始めたらやる気が出てつい夢中になっていた。
という経験はないだろうか。
これは作業興奮と呼ばれる作用。
実際に脳や手足を動かすことでドーパミンが分泌される。
そこから次第にやる気が出てくるというもの。
仮に、やる気がない時も
「とりあえず5分だけやるか…。」
みたいに、ほんの少しでも良いので行動する癖をつけると良い。
実際に行動さえすれば、勝手にやる気が出てくるので作業を継続できるケースが多くなる。
頭で考える前にまず行動!
と言われるのはこの理由。
以上、「やる気の上げ方」を3つ解説してみたぞ。



これらを意識して習慣づけることで、
「怠け癖がなくなっていた!」
なんてこともあるかもしれない。
この本はオススメ⬇︎
医療現場でも科学的に実証された”やる気”を高める方法。
やる気の本質を知ると、全ての行動や考え方に変化が起きるぞ!