今回は、
ダンスシューズの選び方、注意点、オススメシューズの徹底解説!
ダンスを始めようと思っている人!
次のダンスシューズ選びに迷っている人!
これを履いとけば間違いない!
大人、子供どちらにも役に立つと思うのでお楽しみに!
記事の後半にはキッズ専用の選び方も書いたので、是非参考にしてほしい。
ダンサーにとって必須アイテムと言えばダンスシューズ。
サッカーでいう「ボールは友達」
ダンサーにとってシューズは親友とも言えるだろう。
体幹や体重移動を細かに使うダンサーたちにとって、地面をコントロールするのに使うダンスシューズは動きやすさや踊りやすさを左右する。
多くのダンサー達は”ダンスする為の靴”にこだわりを持ち、長い時間ずっと直接地面と接し、体重を支えてくれるダンスシューズはまさにダンサー体の一部と言ってもいい。
では早速、親友探しにいこうではないか。
記事の目次(タップできます)
ダンスシューズの選び方
まずダンスシューズの選び方について書いていこう。
基本的には、
自分が動きやすいと思うスニーカー
という意識を持って選ぶのが一番シンプルな方法。
靴は多くの時間、体を支えてくれる大事なアイテム。
ランニングなど、走る場合
「バネがあって軽量なもの」
球を蹴る・転がすスポーツの場合
「グリップや蹴りやすさ」
みたいな指標がぼんやりあると思う。
ダンスにもそんな指標があると思えば、グンと選びやすくなる。
そこでダンスシューズの選び方の2つ指標を紹介しよう。
ダンスシューズの選び方の2つ指標
①地面のキャッチ度
ダンスの動きには足を引きずるように移動する”スライド”という動きがあったり、足を開閉しながら横移動する”クラブステップ”という動きなどがある。
とにかく足の裏に気をつかった動きが多い。
そのため、足の裏の感覚が伝わりやすい薄底の靴を選ぶと良い。
②ファンション性
「ファッション」と言ってしまうと
「センスが問われる…」
と億劫になってしまう人もいるかもしれない。
でも、大丈夫!
単純に自分のテンションが上がる靴や「この靴かっこいい!」くらいの自分視点で選ぶのが、ダンスモチベーションアップにもつながる。
シューズの形や素材、デザインの意識
動きやすいシューズが選定出来たら、次はシューズの形や素材、デザインへと意識を向けていこう。
スニーカーには皮素材で覆われているのものと、布で覆われているものがあると思う。
●皮のタイプの性質
比較的重量があり硬めだが壊れにくい。
●布タイプの性質
比較的軽量で柔らかいが、皮のものと比べると破損が早め。
でも、最近のスニーカーはよほどのことがない限りは壊れるといった心配はない。
むしろカカトの磨り減りや、ソールの剥離 (剥がれる)の方が心配。
もし損傷をしたら、こちらの記事で修復してみよう⬇︎

デザイン性はダンサーの価値を上げる
ダンスは人に披露してなんぼ。
デザイン性・ファッション性にも気を配りたい。
これも基本的には履いててテンションが上がる自分が気に入ったものがベスト。
もし悩んだ場合、どんな服、衣装にも合わせやすい”白”か”黒”のスニーカーを選ぶのがベター。



ダンスに不向きなシューズとは?
前述した通り、動きやすいシューズがダンスシューズ選びのポイント。
では逆にダンスに合わないシューズはなんだろう?
それはシンプルに
動きづらいシューズ
いくらデザイン、ファッション性に惹かれても
動きにくい
靴づれする
つま先が痛い
などは本末転倒。
シューズの種類を具体的に書くと
ヒールが高いヒールスニーカーなど靴底が高いものは、足をくじきやすいので慣れが必要。
例えばソールが高いこんなタイプ⬇︎
また、ブーツやアウトドアタイプのシューズも重量が重いので、ダンスには実は不向き。
昔はティンバーランド、ノースフェイスなどのブーツも流行ったけど重くて動きにくい。
スライドムーブはやりやすいんだけどね。
また、スリッポンのような簡単に履けるものは楽で動きやすいけど、脱げてしまうのでサンダルモデルは足首を固定できる物を選ぼう。
90年代後期〜2000年代の初中期のブーム
ヒップホップのアーティスト達がティンバーランドのブーツを履いていたこともあり、それがダンサー達の間でも流行していた時期がある。
ダンスカルチャーは音楽やファッションとも密接に関わっているので、デザイン性や好みで選ぶのもあり。





ダンスシューズ選びの注意点2つ
①耐久性
名前をあまり耳にしないメーカーに注意!
ダンスはレベルが上がるに連れて、複雑な動きや細かい身のこなしが必要になってくるので、その分シューズへの負担も大きくなっていく。
長く使うためにも、いくら安くコスパ重視でもマニアックなメーカーシューズを購入する際は注意したい。
また、最近はシューズの中古品も流通が良いので、良質なものを安く購入できたりする利点がある。
ただし、製造から年数が経てば経つほど加水分解によってソールが剥がれてしまう等の恐れもあるので、こちらも注意が必要。


②ファッション性
冒頭でもデザイン性について書いたけど、あまりに奇抜なデザインのものを選んでしまい
「○○の服装には合わないから履けない・・・」
「自分だけかなり浮いてしまう・・・」
なんてことが頻繁に起きてしまうと本末転倒。
そういったシューズを買うときには注意したいところ。
初めはどんな服にも合わせやすいシンプルなデザインや、白や黒といった単色のシューズを選ぶのもひとつの手段。
定番ダンスシューズブランド
ここではシューズセレクトに自信がない人に、間違いないブランドを紹介しよう。
NIKE
王道のスポーツブランド。
スニーカーだけでなくスポーツウェアを原点に、アパレルなどのラインナップも膨大なので、選んでおいて間違いないブランド。
VANS
スケーターやスノーボーダーのラインとしても有名なスニーカーブランド。
その履き心地と踊りやすさに多くのダンサーが魅了されている。
CONVASE
バスケットボールシューズ「キャンパスオールスター」や、テニスプレイヤーのジャック・パーセルのもと生まれた「ジャックパーセル」などのラインナップで有名なコンバース。
履きやすさもさることながら、リーズナブルな価格のものが多いので2、3足持ちたい人にもオススメ。
PUMA
ドイツ発の世界的スポーツブランド。
アスリートの足元を支える技術力とファッション性の高さを売りにし、元々はスニーカーブランドとして展開していたこともあり、耐久性も抜群。
New Balance
1906年に扁平足を治す矯正靴やアーチサポートインソールを製造するメーカーとして誕生したNew balance。
「履いた人に新しいバランス感覚をもたらせるように」
という願いからこのブランド名が名付けられたように、まさにバランス感覚が必要不可欠なダンサーにはもってこいのブランド。



色々紹介してきたけど、動きにくいのは基本NG。
ストレスや疲労、怪我の原因にもなり得る。
なので、店頭の場合は履いてみてジャンプしたり、横に体重をかけたりして
実際に動いて、どの程度動きやすいか?
を必ず判断しよう。



では次に、写真とコーデ例を参考に王道スニーカーを紹介!
これを履いとけば安心!王道ダンスシューズ5選
機能性とかっこよさを兼ね備えたダンスシューズを紹介!
コーデ例を参考にして自分スタイルを作ろう!
NIKE AIR FORCE1


ナイキのスニーカーは基本的にダンスシューズとして最適。
その中でもこのAIR FORCE1は愛用者が多い。
ソールもしっかりしていて長持ち。
コーデ例
VANS Basic Old Skool


バンズは程よいサイドの厚みと靴底の厚さのバランスが絶妙で、ダンサーに人気のあるスニーカー。
元はスケーターに人気があったので、ストリートでの相性は抜群。
コーデ例
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CONVERSE ALL STAR


コンバースオールスターはリーズナブルな価格に加えて、多くのカラーレパートリーを有するコスパとデザイン性を兼ね備えた素晴らしいスニーカー。
ハイカットもあるけど、動きやすさでいうなら微妙かな。
あとは好みで!
コーデ例(ハイカット)
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adidas SUPERSTAR


THE・B-BOYの代表格。
80年代にRUN DMCが着用したことにより大ブームを巻き起こした言わずと知れたアディダスの名作。
程よい重厚感と形のバランスがとても良い一足。
ブレイカーからの支持率は高い。
コーデ例
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PUMA SUEDE


スタイリッシュかつシックなデザインが特徴のプーマSUEDE。
スエード生地がシックで服と相性の良さも抜群。
もちろんダンスシューズとしても最高の一足。
自分もレッスンシューズとして使用している一足。
コーデ例
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次はキッズ向けのダンスシューズについて書いていくぞ!
【キッズダンス向け】ダンスシューズの人気ブランド10選!と選び方
子供に楽しく安全にダンスを踊らせたいなら、ダンスシューズを購入は必須。
基本的にキッズのダンス用シューズにルールはない。
今回の大人と同じ選定方法でいいと思う。
とはいえ、キッズは成長過程でもあるので、履きやすさ・機能性も考慮して選ぶべき。
キッズダンス用シューズの選び方
キッズのうちは、ボディコントロールも未発達。
ステージで張り切って、無理な体勢で踊ってしまうこともある。
そこで以下を意識しておこう。
足にフィットしているか
キッズダンス用のシューズは、足にフィットしているものがマスト。
当たり前のことなんだけど、その靴が本当に子どもの足に合っているのか?
これを確認するのは意外と大変なのだ。
靴屋さんに聞く。
カカトに指を入れて隙間がないか。
などでフィット確認して選んであげよう。
足首までホールドできているか
ハイカットのシューズは、足首の動きを最小限に抑える。
様々な角度に足首を動かすダンスもハイカットのシューズで足首をホールドし、足を痛めるリスクを減らすことが出来るので初心者キッズにはオススメ。
コストパフォーマンスが良いか
いくら価格の低いダンス用シューズを選んでも、中敷きがめくれたり、変な形に歪んだりして毎回買い替えることになれば、コスパが良いとは言えない。
多少値段の張るブランドのシューズでも、大事に扱い綺麗に履くことを心掛ければ長持ちする。
安い、高いではなく、コストパフォーマンスの良さを基準にしよう。
キッズが気に入るデザインか
キッズのダンス用シューズを選ぶ最後のポイントは、キッズの気に入るデザインかどうか。
実際にシューズを履いて踊るのは、ママではなく子供。
だから、シューズを選ぶときは、できるだけ子どもと一緒に選ぶようにして欲しい。



キッズのおすすめダンス用シューズを紹介
NIKE | ナイキ エアフォース1 MID


ナイキ エアフォース1 MIDは有名なヒップホップダンサーも多く使用しており、定番の一つ。
足首をしっかりホールドし、ソール部分がエアクッションになっているため、足への負担を軽減する。
マジックテープも付いてるので発表会で脱げちゃうようなリスクも回避可能。
NIKE | ナイキ エア・ジョーダンシリーズ


NIKEのエア・ジョーダンシリーズは、元々バスケットシューズとして発売された。
名称中の”エア”はソール用のエアクッション技術を用いた運動靴シリーズであることを意味し、シリーズ名としての”ジョーダン”はNBA選手マイケル・ジョーダンとのコラボレーションであることを意味している。
1984年の発売開始以降、エア・ジョーダンはシリーズ化され、デザイン変更や機能強化といったモデルチェンジを繰り返しながら20年以上にわたって開発・販売。
少し値段は高めだけどキッズラインも多数あり、これを履けば他とは差をつけられること間違いなし!



PUMA | プーマ スエード


先ほども紹介したプーマ スエードは、1968年にバスケットボールシューズとして誕生したモデルで、昔からブレイクダンサーの定番シューズとして定着している。
ローカットなので足首は固定されないけど、機能性も高く使いやすさ抜群。
歴史あるシューズなのでカラーバリエーションも豊富。
adidas | アディダス スーパースター


こちらも先ほど紹介したもの。
その他のシリーズもカッコいいけど、やはりこのシリーズはオススメしたい一足。
中空のユニットアウトソールを使用している為、クッション性・グリップ力も高く、作りは頑丈だけど若干重さがある。
Reebok | リーボック インスタ ポンプ フューリー


1994年にオリジナルが発売されてから、様々なモデルに派生し、進化し続けている”ポンプ シリーズ”。
大人気のインスタ ポンプ フューリーは、アッパーに圧縮炭酸ガスを注入するポンプチェンバーを導入することによって、シューレースがなくても足にフィットさせることができるThe Pumpテクノロジーを搭載したランニングシューズ。
こちらも大人でも男女問わず人気のおしゃれスニーカーだけど、キッズラインもある。
値段もそこまで高額ではないのでオススメ!



JADE(ジェイド)


ストリートダンサーに特化した唯一のブランドであるJADE(ジェイド)は、機能性が重視され、様々なジャンルに適応したシューズが開発されている。
サイズ展開は19.0~23.0cmと大手ブランドよりも狭いため、注意が必要。
チームで揃えるコスパスニーカー
発表会などのイベントで、
チーム全員が同じシューズで合わせたい!
こんな状況もある。
衣装の予算は決まっている場合がほとんど。
ナイキやリーボックといった大手ブランドは厳しい…。
なるべく低価格なシューズを選びたいところ。
「デザインは諦めるしかないか・・・」
と落ち込んでいるキッズとママのために、低価格でありながらデザインもクールなダンス用シューズを探したぞ!
PARK AVENUE(パークアベニュー)


kitson(キットソン)


VITIKE


VISION STREET WEAR





大人・子供ダンスシューズの選び方と注意点!のまとめ
今回はダンスシューズの選び方を掘り下げてみた。
結局どんなスニーカーでも、慣れてきてしまえばこっちのもの。
まずはスキルアップを目指した踊りやすさ重視の一足が欲しい。
もしくは自分のモチベーションが最大限に発揮される、テンションの上がる一足を探してほしい。
今回ご紹介したものはもちろん、2足目、3足目と愛着ある親友探しもまた楽しいと思うので、履きつぶれるくらいダンスをエンジョイしてみよう。