最近は、「コミュニティ」と呼ばれる会員制のグループが増えている。
オンラインサロンもその1つである。
専門的な知識や情報を得る。
仲間と知り合う。
自己啓発や資産運用。
など、実用的なものから、ギター、格闘技、麻雀、時計やワイン、サウナのような趣味の世界まで様々。
ちなみに、大手オンラインサロンの実績と口コミランキング(2022現在)はこうなっているらしい。
1位:DMMオンラインサロン
2位:CAMPFIRE Community
3位:Salon.jp
4位:IDOBATA
5位:music.jpオンラインサロン
コミュニティを円滑に運営する条件
では、コミュニティを円滑に運営するための3つの条件を書いていこうと思う。
この考え方は、組織作りにも生かせるので参考にしてほしい。
①価値の提供
そのコミュニティでしか提供出来ない価値があること。
一般に流通している情報を提供するだけでは、会費を払って参加する価値を感じてもらえない。
そこでしか入らない案件や情報。
そこでしかできない経験。
具体的な解決方法。
など「特別な価値」を提供できるかが大事。

②メンバー構成
コミュニティを構成するメンバーの顔ぶれも重要。
コミュニティでは、メンバー間のコミュニケーションも魅力の1つになる。
普段の生活では出会えないような素晴らしいメンバーは、共通の興味を通じて仲良くなれるのは大きな価値だと思う。
役に立つだけではなく、「楽しめる」これも大事な要素。
楽しまないと参加するのが億劫になってしまい、結局長続きしないだろう。



③運営の対応
運営する側のきめ細かな対応。
メンバーからの問い合わせに対する迅速な回答や、情報提供のプラットフォームの整備、個々のメンバーに対するパーソナルな対応などは、専門スタッフがいないとできない。
中には適正人数を超えてしまい、既存の参加者の満足度が下がってしまうコミュニティも存在する。
あのプペルの作者、西野氏も自身で運営するオンラインサロンについて「対応可能な人数」の把握は大事と言っている。



「良いコミュニティの作り方の条件3つ」のまとめ
コミュニティを作ることは簡単である。
でも、評価を高め、それを継続していくことは、簡単ではない。
実際、有名なコミュニティを真似た類似のコミュニティの多くは消えていった。
コミュニティ運営は、思った以上にハードルの高いものだが、素晴らしいメンバーとの出会いもある。
自分もいくつかコミュニティに参加しているけど、同じ目的や趣味嗜好を持つ人たちとの交流は、お金に代え難い価値を感じている。
自分はオンラインサロンはしてないけど、リアルコミュニティはあるので、現状に満足し慢心することなく、更に高い満足度をコミュニティメンバーに提供できるように、知恵を絞り続けていこうと考えている。
【 書籍紹介 】


アメリカ海軍でダメな艦として有名だった潜水艦「サンタフェ」。
134名の乗員たちの間には、「言われたことをやるだけ」という空気が蔓延し、皆働くことに疲れていた。
そんななか、新たに艦長に就任したマルケ大佐は、この艦が抱える問題を1つ1つ取り除き、わずかな間に、誰もが注目する”最も優れた艦“に生まれ変わらせた。
その後、サンタフェは優れたリーダーを多く輩出し続けている。
本書は、マルケ艦長が行った改革のプロセスを丁寧に描いている。
優れたリーダーは、次世代のリーダーを育てる。