今回は、
無能な人の思考法
というテーマで書いていこう。
あなたの会社にも「無能な人」「優秀な人」色々いると思う。
では、仕事ができない無能な人がどんな考え方なのか?
それを今回で理解し、そんな人と会った時の対処法を学ぼう。
そうすれば、あなたの時間が無駄に奪われることもストレスを溜め込むこともなくなる。
また、もし現在
「自分はあまり仕事がうまくできてない」
という人も、この内容で改善点を理解すれば確実に成果は出るようになるので是非最後まで読んでほしい。
それでは「無能な人の思考法を3つ」
①話をシンプルにまとめられない
②相手のことを考えられない
③なぜ?と疑問をもたない
この順で紹介していくぞ。
①話をシンプルにまとめられない
誰かと話していて、
「この人は結局何が言いたいの?」
という人に会ったことは1回はあるだろう。
そんな人は“何を伝えたいのか“が自分の中でまとまっていない。
話している本人自身も脱線し、
「あれ!?結局何が言いたかったんだっけ」
みたいな能力の低い人物の可能性がある。
ちなみにこの脱線は、俗にいうアスペルガー症候群の人にも多い。
自分の言いたい事が多すぎて先走ったり、話てる話題に集中してしまうと脱線してしまう。
でも今回は能力が低い人の話。
話を聞いてるだけ無駄な時間になるなんて嫌だよね。
しかし仕事なので、そういう人と付き合わなければいけないこともあると思う。
そこで!
そういった人と仕事をする場合の有効な方法を1つ紹介しよう。
それは、
「ズバリ結論は何ですか?」
と先に聞いてしまうこと。
確かに文脈も大事だけど、この言葉を先に言えばその人も結論を意識して話すようになる。
そうすれば、あなたも一番大事なことをまず聞くことができるし時間を無駄にしなくて済む。
また逆に、もしあなたが話をまとめられない人なら先に
「まず結論から話すと…」
という言葉を最初に言うようにしよう。
やり取りには、
<結論 ⇨ 根拠>
という理論的な伝え方があるんだけど、今回はごっちゃになるので説明を省く。
なので覚えるのは2つ!
「結論は何ですか?」と先に聞く。
「結論から話すと…」と先に言う。
これだけだったらすぐに覚えられるし、明日からすぐに職場で実践できるはず。是非行ってみて欲しい。

では、無能な人の思考法2つ目。
②相手のことを考えられない
無能な人は、
相手がどうしたら喜ぶのか?
どうしたら相手の時間を奪わずにコミュニケーションできるか?
を考えていない。
例えば、
仕事で何か問題が起こったとする。
この時に”頭が悪い人”は何と報告するのか?
それは、
「こういった問題が起きています」
と報告だけする。
この場合、相手がすべてを考えなければいけないし、そのぶん相手の時間を奪っているけど頭の悪い人は、それに気づいていない…。
一方、優秀な人はこう報告する。
「こういった問題がありました。Aの解決策とBの解決策を考えてますが、どちらが良いかご意見を伺いたいです」
この場合はどうだろう。
相手は A か B どちらかを判断すればよく、時間も労力も消耗することは少なくなる。
このように優秀な人は相手が判断しやすいように”準備をしてからコミュニケーションする“ということ。
ここでのポイントは…
質問する前に自分の頭でしっかり考えること。
問題の解決方法を考え、選択肢を絞っていく。
そうすれば相手は判断に労力をかけないで済むし、そういうことを意識しておく。
ちなみに、これは問題が起きた時だけではなく日常のコミュニケーションから仕事のやり方など、ある意味「仕事における全てにおいて適用される」
相手の時間を奪わないようにするにはどうしたらいいか?
これを考えて仕事ができる人は”優秀である”と判断されるのは間違いない。
また無能な人ほど相手の時間を奪うことを平気でやる。



特に一番問題なのが以下のタイプ。
自分で調べもせずに質問する人。
自分で調べるのが面倒だからか、他の人に質問して相手の時間を平気で奪う。
もちろん、きちんと自分で調べて
「それでも分からない!」
という流れで質問する場合は仕方ない。
しかし、いつも調べずに質問だけして自分で調べようと微塵も思ってない人っているんだよね。
もし、あなたがこういうタイプに出くわした場合の対処法がある。
それが、
「先にこれ自分で調べましたか?」
と聞いてしまう。
これは最初効果ないけど、この言葉をその相手に繰り返すことで次第に効果が出てくる。
「調べてから聞かないといけないんだな」
そう相手に自覚させ意識を変えられるとこっちのもの。
質問の回数は確実に減っていくので、あなたの時間を奪われることは少なくなる。
これは自分もよくやっていて、本当に無駄な質問とかどんどん減っていくので便利な言葉。
「まず自分で調べました?」
これ是非使ってみて欲しい。



それでは、ラストの無能な人の思考法の3つ目。
③なぜ?と疑問をもたない
これは日常の作業でも言えること。
毎日同じようにやらなければいけない仕事ってあるよね。
それに対して「なぜ?」を持たない。
ずっと、このやり方だから。
教わった時に、このやり方だったから。
そうやって思考停止して同じ作業を繰り返す。
これは高齢者とかにも多い。
ここで優秀な人は「なぜ?」を考える。
●なんでこの作業のやり方なんだろう?
●手順は、なぜこの順番なのか?
●そもそもこの作業は何でやる必要があるのか?
すると無駄な作業はどんどん減っていく。
手順もより効率的な方法を考え出し、生産性もあげることができる。
だからこそ、この「なぜ」を考えられる人は成果を出すことができる。
また分かりやすいようにもう1つ例をあげよう。
例えば、
会社の売り上げが下がってしまった。
ここで無能な人は、
「よし会社の売り上げが下がったんだから売上を上げよう!」
と考える。
その結果どんなことをするか?というと、ただ営業を増やすのである。
しかし、これは一時的な対症法で大した成果を出すことはできない。
一方、優秀な人は売り上げが落ちた場合どうするのか?
まず、
「なぜ売り上げが下がったのか?」
それを考える。
その理由は、
「商品の質」「競合他社の影響」や「営業力不足な売り方」などマーケティングの問題の可能性だってある。
売り上げが下がった原因が何なのか?
によって、やるべき仕事は全く変わってくる。
商品の質に問題があるのに、ガンガン営業しても悪い商品を売りつけるだけで効果は出ない。
この「なぜか?」を考えて初めて本当の問題(本質)を解決することができ結果が出せる。
でも、「物事に疑問を持つ」って意外と難しい。
なので、お勧めの方法がある。
それが、
1日3つ疑問を持つと決める!
疑問の内容は何でもいい。
仕事のやり方
家事のやり方
家族との過ごし方
など、とにかく毎日3つの疑問を持つ!
というルールを決めてやるだけ。
こうすることで疑問を持つことが習慣化されるので、この方法はかなりオススメだぞ。



では、これまで無能の人について3つ書いてきたけど最後にまとめよう。
無能な人の考え方と対処法を学び有能人材になる!のまとめ
①話をシンプルにまとめられない
話す時は「先に結論から話す」と言う。
聞く時も「結論は何ですか?」と聞く。
②相手のことを考えられない
相手の時間を無自覚で奪っている。
どう行動したら相手が喜ぶのか、相手の時間を奪わず済むのかを考えて行動する。
③なぜ?と疑問を持たない
日常の作業を何も考えずにやっている。
疑問を持つことで問題の本質に気づき成果が出せる。
毎日3つ疑問を持つ!というルールを作る。
働いていれば様々な人と関わるだろう。
どんなに避けても無能な人と仕事をしなきゃいけない環境もある。
そんな時は今回の内容を思い出し、対応するようにして欲しい。
絶対ある程度効果があるので!


