今回は、
子供のバレエは何歳から?スクール探しのポイントとは?必要なアイテムは?
について書いていこう。
このブログでは珍しくバレエについて。
ストリートダンスと共に人気のあるバレエ。
ヒップホップはチャラいイメージがあるけど、バレエは上品さがある。
街中で髪をピチッと結いでいる子供を見ると、バレエキッズと感じるよね。
「子供にバレエを習わせたい!」
という親御さんも多いと思う。
そこで、こんな疑問を持つ人も多くいると思う。
●何歳から始めたら良いの?
●教室選びはどこを見たら良い?
●何を用意しとけばいいの?
そこで今回は、子供がバレエを始めるにあたっての「年齢」と「教室選び」「バレエ用品」に注目して、バレエ教室のあれこれをご紹介していこう。
バレエは何歳から始められる?
3歳以上が一般的
バレエと言えば、“小さい頃からの習い事”というイメージがあると思う。
この理由は、
●ある程度身体の柔軟性が必要
●バレエならではの基本の動きをじっくり身につける
●音楽性を養ったりする
これらためには「早い方が良い」からである。
年齢に関しては一般的に「3歳から入会可」というところが多い。
この理由は、
●母子分離が出来ている
●お友達と一緒にクラスが受けられる
●自分でトイレにも行ける
などの基準として3歳が目安とされているらしい。
しかし、「3歳でなければいけない!」という事も全くない。
実はプロのバレエダンサーとして活躍している人の中には、9~10歳から始めたという人も少なくない。
あの熊川 哲也さん
(英国ロイヤル・バレエ団の元プリンシパル。
1999年Kバレエカンパニーを創立し、芸術監督を務める。)
は従姉の影響で10歳でバレエを始めている。

なので、しっかりバレエの身体の使い方を身につけるには、“3歳〜小学校低学年”くらいが理想であり、実際に教室を見ても、その年齢で始める子供が大半と言えるだろう。
10歳でバレエを始め、15歳で単身渡英。
わずか5年でトップダンサーとなった著者初の自伝は魅力満載⬇︎
1~2歳で習わせたい場合は?

では、「3歳以下はバレエは早すぎる?」
というと、全くそんな事はない。
ただ、「子ども1人で参加させるにはまだ…」という声が多いのも事実。
なので、この年齢層を対象としたクラスは親子で参加するようなスタイルも多い。
例えば、
お母さんと一緒に参加する「親子バレエリトミック」というクラスも開講されていたりする。
リトミックとは…
音楽と触れ合いながら身体を動かし、音楽性や身体能力をはじめとする様々な基礎能力を高める教育メソッド。
このような教室を探す場合は、「親子バレエ」などで検索してみるといいだろう。
教室選びのポイント
ヒップホップ系スクールと同様にバレエの教室も多いので、選ぶのもまた一苦労だと思う。
そこで、まずは教室のタイプを見てみよう!
目的で選ぶバレエ教室
バレエが習える場所は、大きく分けてこのパターンに分けられる。
①バレエ団付属の教室
②個人の先生が主宰する教室
③カルチャーセンターやスポーツクラブなどのバレエクラス
簡単にまとめると、
①など上に行くほど本格的!
③など下に行くほど気軽に始められる!
というのが大きな違い。
ということは、バレエを習わせるにあたり、「気軽に始めてもらいたい」のか、「長期的に本格的に習わせたい」のかをはっきりしておくのが良い。
ちなみに、②の”個人の先生が主宰する教室”は先生の方針によって様々。
「趣味の1つとして気軽にどうぞ」
「大きくなったらコンクールにどんどん参加させてレベルアップ」
というところもある。
また、先生がバレエ団で現役で活躍している場合もあれば、指導だけに専念している場合もある。
なので、先生の経歴なども参考にしてみよう。

場所と時間の確認はマスト!
バレエを始める目的がはっきりしたら、次は実際に通えるか?の確認。
やはり小さい子供の習い事は”通いやすいか?“は非常に大事。
●家から遠くないか?
●送り迎えが出来るか?
●対象のクラスは行ける時間帯に開講されているか?
まずはこれをホームページなどでチェックしてみよう。
月謝や発表会など費用を確認する!
バレエはお金がかかるイメージがあると思うが、その通り。
月謝だけでなく”発表会費”や”必要なアイテム”など、ほかの習い事に比べて費用はかかると思っておいた方がいい。
また個人経営のバレエ教室では、幼児クラスは週1回または週2回に設定されているところが多い。
レッスン料は、
週1回で7,000円~10,000円
週2回で10,000円~15,000円
のラインが多い。
気になる教室に問い合わせて費用を確認しておこう。
実際に見学に行こう!
長く続けたいからこそ教室はしっかり選びたい。
とは言えWeb検索で調べられる情報は限りがある。
近場でいくつか候補をピックアップできたら、実際に教室を訪ねて見学や体験を申し込んでみよう。
また、発表会が近いうちに開催されるのであれば、ぜひ観に行ってほしい。
教室や生徒の親御さんの空気感、レベル確認など把握できる。
そして、実際に舞台を目にすることで子供自身もバレエを習うイメージしやすくなる。
「私もやってみたい!」と思えたら、教室に通うのも楽しみになるはず。






バレエを始めるときに用意したいバレエ用品5選


バレエを始めるときに、必要となるアイテムを5つご紹介しよう。
しかし、すぐに購入するのはNG。
何故なら、通うスクールによって必要なものが変わってくる可能性が高いから。
まずはどんなものが必要になるのか、チェックする程度でOK。
①バレエシューズ
まず必要となるのが、バレエシューズ。
バレエをいうと「トウシューズ」を想像する人もいるが、トウシューズは誰もが履けるものではない。
トウシューズを履く条件は、
バレエが上達したうえで、履くために必要な筋肉が付いていること。
そのため、初心者はまずバレエシューズを履いて練習をする。
バレエシューズは、ピンクやサーモンピンクのカラーのものが主流。
ポイントは、”子供の足に合ったもの“を身につけること。
試着をして、子供の足に合っているのかを確認してから購入した方がいいだろう。
足に合っていないと、怪我の原因にもなる。
また、おかしなクセが付いてしまう可能性もあるので注意。
とは言え、素材は柔らかいのでサイズが合っていれば大抵は大丈夫。
あまり気にしない人は、こちら⬇︎


②シューズ袋
バレエシューズを持ってレッスンに行くために、バレエシューズをしまう袋も必要。
やる気を上げるためにも、子供が気に入るバレエシューズ袋を用意してあげたい。
楽に開け閉めできる巾着タイプのバレエシューズ袋がおすすめ。
ぜひ、子供と一緒に選んであげよう。
ハンドメイドが得意な人は、手作りでもいい。
子供が愛着を持てるバレエシューズ袋を作ってあげよう。




③レオタード
バレエの練習着でもあるレオタード。
身体のラインが見えやすいのが特徴。
そのため、子供の身体に合ったものを選んであげよう。
レオタードの上から身につけるボレロや巻きスカートもあるが、スクールによっては”身体のラインが見えにくくなる”ことから禁止していることがある。
露出が気になるからといって先に購入してしまうと、使えない可能性もあるため注意。
事前に確認しておこう。


④タイツ
レッスン中に履くタイツも、身体のラインがキレイに見えるものが大切。
また、洗濯しても破けない、毛玉になりにくい、など耐久性もポイント。
すぐに破けてしまうと、買い替えが必要になり予定外の出費になる可能性がある。
ちなみにバレエのタイツは女の子の場合ピンク色が主流。
男の子は白いタイツや黒のレギンスを着用することが多い。


⑤髪をまとめられるもの
バレエでは、身体や表情を美しく見せるために、束ねた髪をサイドや後頭部でまとめた髪型であるシニヨンヘアで踊る。


髪を束ねるゴムをはじめ、まとめた髪を止めるピンや固形ワックスなどを用意しておくといい。
ちなみに、ワックスなどを使って髪を固めるため、シャンプーなどのケアにも気を使ってあげよう。
バレエ教室によって指定用品もある
バレエ教室によって指定があることもある。
なので、以下のポイントを確認してから購入しよう。
物やメーカー指定があるか確認
物そのものやメーカー指定がある場合がある。
スクールの指定を確認する前に購入してしまうと、ムダになる可能性もある。
入会するバレエ教室に必要になるアイテムや、指定の有無を必ず確認しておこう。
また、直接教室で購入することで割引もあり得る。
少しでも費用を抑えるために、確認して購入しよう。
レンタルできるものがあるか確認
教室でバレエ用品のレンタルができる場合がある。
通う日数、期間で変わるけどレンタルを活用して費用を抑えることが可能。
子供の成長は早いので、バレエ用品を揃えてもすぐに買い替えになることもある。
レンタル可能なものがあるか確認しておくのもいい。






【子供バレエ入門】のポイントまとめ
子供のバレエ教室選び、イメージ出来てきただろうか。
最後に、3つのポイントをまとめたので参考にしてみよう。
① 始める目的
気軽に?それとも本格的?
② 実際に通えるかどうか
場所、時間帯、費用は?
③ 先生、教室の雰囲気は合っているか
先生との相性、レッスンの様子は?
では、楽しいバレエレッスンをスタートしてみよう!