あの革新的ラッパー
カニエ・ウエストが自身の闇過去について告白した。
という話題。
米アリゾナ州の『Sun Devil Stadium』にて開催された大規模なキリスト教集会
「Awaken 2020(アウェイクン2020)」
のヘッドライナーとして参戦した際に告白した。
カニエ・ウエストとは?

ミュージシャン、ヒップホップMC、音楽プロデューサー、ファッションデザイナー。
2017年時点でグラミー賞に68回ノミネート、うち21回受賞を果たしている。
1990年代末には、メジャーアーティストへ曲を提供するようになったがヒットに恵まれず、シカゴの美大に通いながら音楽活動を続けた。

2000年代にJay-Zに才能を見出されプロデューサーとしてロッカフェラ・レコードと契約を結ぶ。

そして、ジャクソン5の代表曲
「帰ってほしいの (I Want You Back)」
を大胆にサンプリングしたJay-Zの「Izzo (H.O.V.A.)」をプロデュースし、全米8位のヒットを記録。
プロデューサーとして5曲提供したJay-Zのアルバム
『The Blueprint』
は大成功を収めた。
その後、プロデュース業が忙しくなったカニエは大学を中退。
そんなカニエ。
収入ランキングは果たして何位!?⬇︎



クリスチャンになった理由とは?
2002年
レコーディング後、スタジオから自宅へ帰る途中に居眠り運転で交通事故に遭い、大怪我を負う。
事故後クリスチャンになり、神によって助けられたとコメントしている。
当時の痛々しい写真。
15 years ago today, Kanye West crashed his car in LA after a late studio session. His jaw had to be wired shut for 6 weeks. pic.twitter.com/phgEHrmzSM
— Only Hip Hop Facts (@OnlyHipHopFacts) October 23, 2017
砕けた顎を修復するために入れられたワイヤーを題材にした曲がある。
それは2013年に生み出された。
チャカ・カーン(Chaka Khan)の名曲『Through the Fire』をサンプルした
全編ゴスペルのアルバムをリリース
そんな歴史を経て、
2019年10月にカニエ・ウエストが発売したアルバム『Jesus Is King』
は、なんと全編ゴスペル!
カニエは毎週日曜日にパフォーマンス「Sunday Service(日曜礼拝)」を開催している。
そこで演奏されたナンバーなど全19曲が収録されているらしい。
彼の歴史を知らない人からすると、
ついにそっちにハマってしまったのか…。
と勘ぐってしまうが、「感謝」と「崇高な精神」を音楽で表現することは必然だったに違いない。



カニエ・ウエストの苦悩と葛藤
最近はこれまで以上に宗教色が強い活動のカニエ・ウェスト。
そんな彼が、過去にアルコールの依存症を克服するために苦悩していた事を明らかにした。
冒頭でも伝えた、
米アリゾナ州の『Sun Devil Stadium』にて開催された大規模なキリスト教集会
「Awaken 2020(アウェイクン2020)」のヘッドライナーとして参戦。
聖歌隊“Sunday Service”と共に、2004年にリリースした“Jesus Walks”を披露したKanyeは、長年抱えていた双極性障害(躁うつ病)の過去、
それによってアルコールに溺れていた日々、そして時々、心神喪失状態に陥っていた暗い時期に救い手となった信仰心、神様の存在について赤裸々に語った。
その様子を収めた映像がこちら。
音声は英語のみ。
あわせて、Eminemの新曲「Darkness」
米国内における強い銃規制メッセージを込めた曲をリリース。
このミュージックビデオもチェックしてみよう!
いま海外アーティストのメッセージが熱い!
Darkness [Explicit]


