多くの人が目をそむける不都合な真実。
それは、
「世の中のほとんどのモノはお金で買える」
という現実である。
「人生はお金ではない」
という言葉は、一見かっこよく聞こえる。
でも、こういう事を言う人に限って、
たいした成功経験もない。
十分に必要なお金を手に入れた経験もない。
という事も多い。
口が悪いけど、正直これでは「負け犬の遠吠え」になってしまう。
もし、「人生はお金ではない」と胸を張って言いたいのであれば、お金を手に入れてから堂々と語るべきで、その方が説得力も段違いだろう。
そして、成功体験や十分なお金を手に入れた人ほど、”お金の重要性“を理解しているものである。
たいした経験も結果もなく、十分なお金を手にした経験も無い場合は安易に語るべきではない。
この世の中は、その世界でプロとしての経験がない人ほど、外野でうるさく文句を言う人が多く自信がない人ほど吠えたりする。

お金で買えないモノとは?
一方で、世の中にはお金で買えないものが、存在する事も事実。
例えば、
「人の気持ち」
稀に、お金につられる人もいるのも事実だが、多くの人はお金だけでは変えられない。
「社会からの信用」
これもお金で買えないものといえる。
本来信用とは実績の積み重ねによって少しずつ醸成されていくもの。
お金を積んだからといって、その人の信用力を高めることはできません。
でも、口コミや評価をお金で買ったり、SNSやネットでは「お金持ち(アピール)=信用できる」という図式もある。
あのよく聞く「モンド●レクション受賞!」も、お金で買える事は有名な話。
また、会社の体力を示す”資本金”というものもあり、会社は資本金が多い会社の方が対外的にも信用力が高いとされる場合もあるので一概には言えない面はあるのも事実。
「人生の履歴」
人生経験、歴史とも言える。
社会からの信用と同じように、これも時間をかけて自分で築いていくもの。
学歴や職歴、そして友達や家族との関係など。
これらはお金を出して買えるものではなく、自分の生き様そのものである。
もし、それらを買えたとしても、それは大したものではないだろう。



モノの価値をしっかり理解する
お金を悪いもの、汚いものと考えるのは安易な考えである。
お金の大切さを十分に理解しながら、お金で買えないモノの価値もしっかり理解する事が大事。
そんな関わり方が、お金との上手な付き合い方といえるだろう。
あなたは大丈夫かな?
では、今回はこの辺で。
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