今回は、
腹筋の最も効果的な頻度は?
を解説していこう。
割れた腹筋を手に入れるために、毎日腹筋に取り組んでいる人もいるだろう。
じつは、それは間違った努力なのだ!
腹筋は毎日やっても効果が高まることはなく、むしろケガのリスクを上げるだけ!?
という話もある。
ということで今回は、腹筋の効果的な頻度を解説していこう。
美しく割れた腹筋を手に入れるために、より高い効果を得られる頻度を知り、正しい腹筋のやり方をマスターしよう!
筋肉が発達するためのポイントは3つ!
まずは、筋肉を大きくするメカニズムを簡単に説明しよう。
①運動(筋トレ)によって、筋繊維が傷つけられる
自分に合った適度な筋トレを行うことで、筋肉が損傷し、筋肉痛を引き起こす。
これが筋肉が傷つけられた状態。
しかし、筋肉痛は筋損傷した1つの目安にはなるが、必ずしも筋肉痛を引き起こさなければならない訳ではない。
あくまで1つの目安として筋トレを行おう。
②食事(栄養補給)によって、傷ついた筋肉を修復する材料を摂り入れる
筋トレで損傷した筋肉を修復するためには、多くのエネルギーが必要となる。
エネルギーが足りなくなると、筋肉の材料となるタンパク質などがエネルギーとして利用されるため、せっかくの筋トレも効果が薄くなってしまう。
これを防ぐため、エネルギー源となる糖質や脂質を摂取することが大切。
同時に、筋肉の材料となるタンパク質を摂取することで筋肉の生成がスムーズに行われる。
筋トレ後はこれらの栄養素に注目し、食事を摂取してみよう。
③成長ホルモンの分泌(休養・睡眠)が、筋肉の修復をサポートする
筋トレ後に休憩すること、しっかりと睡眠をとることで成長ホルモンが分泌される。
この成長ホルモンが筋肉の修復と合成をサポートすると考えられている。
“休息”や”睡眠”も筋トレのサイクルの一環として考えることが重要。
以上のように、筋力トレーニングの効果を発揮させる場合は、食事と休養もトレーニングの一環として考え取り組んでいこう。

腹筋の筋力アップなら「中2日空ける」のがおすすめ
筋トレをしている人なら一度はシックスパックに憧れたことがあるだろう。


割れた腹筋を手に入れるために毎日腹筋に励む!
筋肉痛になっても痛みを我慢しながら腹筋!
じつはこの方法、腹筋の筋力アップに効果的とは言えない。
腹筋の筋力アップを目指すなら、毎日腹筋に取り組むのではなく「中2日空ける」のがおすすめ。
筋肉痛がある状態で筋トレをすると、痛みのせいで可動域が狭まって効率が悪くなる上にケガをする可能性が高くなってしまう。
また、腹筋は他の部位の筋トレをしていても自然に使われているので、シックスパックを維持している人でも週2~3回を目安に行っている。
つまり、腹筋を毎日やるのは間違った努力だということ。
早く肉体改造をしたい気持ちはわかる!
けど、毎日腹筋をするのは効果が薄いどころかケガに繋がる恐れがあるので、あまりおすすめはしないぞ。



筋肉はどれくらいで回復する?
筋肉は48時間~72時間を目安に回復する。
筋トレで損傷した筋線維はこの間に修復されていき、その過程で発生する痛みが「筋肉痛」となって現れる。
そして48時間~72時間かけ、筋繊維が完全に修復されたら筋肉強化の完了。
この一連の過程を「超回復」という。
筋肉の回復にかかる時間は部位によって大きく異なり、腹筋の超回復は約24~48時間とされている。
ただ、負荷を大きくかけた筋肉痛が24時間で治るとは思えないので、基本的には48時間~72時間で回復すると覚えておくといいだろう。



効果的な頻度は?
腹筋の効果的な頻度は、週3回程度だといわれている。
それ以上行いたい場合は、腹直筋と腹斜筋を分けて鍛えることがおすすめ。
正しい腹筋のやり方
腹筋トレーニングの注意点
腹筋をする時に腕の力を使ってしまう。
腰を浮かせた状態で反動を使って起き上がってしまう。
こうしたやり方では腹筋に効かせることはできない。
動画では仰向けに寝転んだ状態ではなく、腹筋に効かせた状態をスタートラインにする腹筋方法が解説されている。
解説を聞きながら、ぜひ真似してみてみよう!



腹筋の最も効果的な頻度とは?のまとめ
腹筋の効果的な頻度について解説してみた。
何事も毎日継続するのは素晴らしい。
でも、ケガを防ぐためにも腹筋は中2日空けて取り組むことがおすすめ。
その分1回のトレーニングの負荷を上げたり、別の部位を鍛えたりして、効率のよいトレーニングを行おう!