今回は、
筋肉が人生を変える科学的な理由
というテーマ。
これは、この本に書かれている。
『超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由』
ダンサーは体が資本!けど意外と筋トレをしている人は少ない。
非常にもったいない!
同じ動きをしても、「ヒョロイ身体」「鍛えている身体」では全然違って見える。
鍛えた身体で踊るダンスは、
ダンスを1ランク上げてくれる!
筋トレはビジュアルを整え、自信を付け、ビジネスにも大いに通じてる。
自分は経営者の本とかビジネス本を読むけど、ほとんどの人が”筋トレ”や”運動”をしている。
ジョギングやウォーキングだって立派な運動だ。
『筋トレが最強のソリューションである』には科学的根拠に基づいて筋トレの効果がいかに凄いか!ということが書かれている。
今から筋トレがビジネスにも通じていると感じた3つを書いていくが、
最初に、筋トレによって分泌されるホルモンとその効能について説明していこう。

筋トレによって分泌されるホルモンとその効能
テストステロン
テストステロンとは…
自然に人間の身体の中でも分泌されるステロイド・ホルモンの1つ。
健康な身体を維持するために重要な役割を果たしている。テストステロンが年齢とともに低下すると、筋肉量と筋力も落ち、また肥満、糖尿病や循環器病の発症に繋がるというエビデンスがある。
テストステロンの効能
・骨や筋肉の強度の維持
・脈硬化やメタボリックシンドロームの予防
・やる気や闘争心の向上
ケンブリッジ大学の研究では金融関係のトレーダーは男性ホルモンのテストステロンの濃度が高いほど好成績をあげている。
と言う報告がされている。
稼ぐエリートほど「肉と運動」を好むワケ
-PRESIDENT Online-
テストステロンの分泌により集中力と自信が高まる。
それが結果にも影響しているという訳だ。
金融のトレードにまで影響が出る!?
これ聞くと筋トレってすげーと思わない?



セロトニン
セロトニンとは…
脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっている。
セロトニンが不足すると脳の機能の低下が見られたり、心のバランスを保つことが難しくなる。
セロトニンの効能
・心を落ち着かせる。
・脳を最適な覚醒状態にする。
・痛みの調整をするドーパミンや気分の高揚と興奮。
これを見ると、仕事をする上で必要な「やる気」だったり「心を落ち着かせる」など脳を覚醒させるといった効果は、ビジネスにとってもかなり効果があると思う。
それでは次は、実際に筋トレによる効果を3つ書いていこう。
①筋トレは精神を安定させる
具体的な理由は先ほど説明したホルモンの効能。
これを読んでいるあなたも、仕事の人間関係とか多忙でストレスを抱えてない?
実際、精神面の健康つまりメンタルヘルスに不調をきたすと「焦燥感」とか「不安感」とかに襲われたり自己肯定感が低下するといった症状が出る。
これは仕事をする上で良くない状態。
しかし筋トレはこういったストレスを解消する効果がある。
2010年の米国のO’Connerが発表した論文によると、筋トレをすることでストレスや不健康から誘発される焦燥感が改善されることが分かっている。
ちなみに1998年のブルックスの研究では、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動でも焦燥感を取り除けることも分かっている。
確かに運動や筋トレをしている時は、
「しんどい!辛い!」
と感じるけど、その後は物凄い気分が爽やかで頭の中がスッキリする。
この本にも書かれているけど、
「筋トレはハードル高いっす!」
という人は、まず簡単な「ウォーキング」とか「ジョギング」から始めてみるのも良いと思う。
何よりも大切なことは、頭で覚えることではなく実際に行動することが大事。
仕事にストレスを抱えている人は筋トレ、運動は是非オススメ。



②筋トレは自尊心を育てる
仕事には自分に対する肯定的な自尊心を持つことは大切。
筋トレには、その自尊心を育てるといった効果もある。
実際にスポーツ科学や心理学の分野における113本もの論文で報告されている。
自尊心を育てる要因とは
- 筋トレで自分の身体を自己管理する
- 上がらなかった重量を上げることができるようになる
- 筋肉の付き方や体脂肪率など日々の積み重ねの結果が確認しやすい
少しの成功体験を積み重ねることで仕事のモチベーションとかやる気にも繋がる。
そして、成功体験を積むことで自信が付き自分のことが好きになる。
なので仕事に対して
「やる気を出したい」
「自尊心を持ちたい」
って人には絶対筋トレはお勧め!
自己肯定感はこの記事でも!⬇︎



次がラスト。
③世界のハイパフォーマー(成功者)はほぼ筋トレ(運動)をしている
例えば、
オバマ前大統領。


週6回、朝7時から45分間「筋トレと有酸素運動」を組み合わせたワークアウトをやっている。
Facebookを創業者マークザッカーバーグも少なくとも週に、3回朝のランニングを欠かさないそう。
この体はランニング以外に筋トレもしているね。


日本の成功者もほぼ「筋トレ」や「運動」をしている。
「成功者になりたい!」
と”漠然に思ってる人”や”何から始めたらいいかわからない”って人もいる事だろう。
そういう人は、まず筋トレや運動をしてみるのはどうだろうか。
本当はジムなどに通うのがいいんだけど、
「ジムはちょっと…」
という人は、家トレからでもいいと思う。
簡単な自重トレーニング(腕立て、腹筋、背筋、スクワット)などで十分!
この記事⬇︎は家トレで「テンションを上げる方法」を書いたので参考にどうぞ。



とにかく行動しないと何も変わらない。
自分の趣味で「格闘技」と「筋トレ」がある。
トレーニングを始めてから10年は経っているけど、「お菓子」や「甘いもの」を気にせず食べても健康診断では20代の数字をキープしている。
運動が体にいいってことは誰でも知っていると思う。
でも人って不思議なことに、いいと分かっていてもそれを実践できる人って少ないんだよね。
面倒臭さが上回ってしまう。
頭でいいと分かってる、でもやらない。
これでは結局何も変わらない。
何事も実践しなきゃ意味はないと思う。



『超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由』に書いてあった名言を紹介しておこう。
時間がない、お金がない、もう若くない、やらない理由は無限に出てくる。
やらない理由を考え出したらおしまいだ。
やらない理由考えてる暇があったら、やる理由を探しな。
たった「1つのやる理由」は「無数のやらない理由」に勝る。
考えるべきは「やるか?やらないか?」じゃない「どうやるか」だ。
やる一択!前進あるのみ。
筋肉は人生を変える!科学的な理由のまとめ
- 筋トレをすることでテストステロン、セロトニン、ドーパミンなど様々なホルモンが分泌される
- 筋トレは精神を安定させることができる
- 筋トレは自尊心を育て、キープすることができる
- 世界のハイパフォーマー(成功者)は筋トレをしている
「なぜ君は筋トレをしていないのか?」