今回は、
ズバリ!客の購買力を上げる方法!
について書いていこう。
何か行動を促すための文章を書く場合、必ず付けるべき内容がある。
それは、
限定性(希少性)!
「いつでも良いですよ」というオファーでは人は動かない。
なぜなら、人はいつでもできると思うと、いつまでも行動しようとしないから。
例えば、
近所に有名な観光地があるとしても、実際に行ったことのない人は大勢いる。
しかし、引越しする予定になった時などに、ようやく
「近くの、あの有名な観光地に行ってみようかな…」
という気持ちが生まれる。
これと同じように、人を動かすためには限定性を出す必要があるのだ。
人は失う恐怖によって、ようやく動くようになる。
今から、その効果を引き出す”コピーライティング3つのポイント”を説明していこう。
限定性を付けて人を動かす
あらゆる心理学の中でも、人を動かすために最も有効な手段が限定性である。
なので、無理やりでも限定性を見つけることで、
「今すぐに動かなければ!」
と思わせる必要がある。
もし限定性がなければ、
「よし、やろうかな」
と、お客に思わすことができたとしても、
「まぁ、でも先に他の用事をしようか」
と思い、席を立った瞬間に全てを忘れてしまうだろう。
そのため、優先順位を最優先にさせ即行動させる限定性がなければいけない。

限定性にはの3つある
限定性には主に次の3つがある。
●期間の限定
●人数の限定
●特典の限定
これを組み合わせることにより、限定性を全面に打ち出していく。
●期間の限定
例えば、期間の限定なら、
「○月○日で募集終了!」
「本日から3日間だけ!」
などになる。
また、
「明日から値上げします」
なども、今日中に買わないといけない!
と思わせる限定性になる。
●人数の限定
人数限定では、
「会場が30人まで収容でき、あと3枠しかありません」
「数に限りがあるため200人しか配れません」
など。
●特典の限定
特典の限定は上記の人数の限定、期間の限定に共通する部分があるが、
「この特典が付くのは今日まで!」
「先着20人限定でこの特典をお渡しします」
など。
これらの限定性を複数組み合わせることで、お客に行動を起こさせるのである。



ウソの限定性はダメ!
中にはウソの限定性を出している人も多い。
ハッキリ言って、見せ掛け(偽り)の限定性はどうなのかなと思う。
今だと、すぐ口コミなどで噂になり評判や価値を下げてしまうだろう。
例えば、
「200人限定」と言いながら、実際には延々と売り続けられている商品はかなりある。
毎日閉店セールをしている店舗もある。
お客も馬鹿ではないので、さすがにその判断はつく。
もし、これを続ければ、お客の信用を失うことになってしまうだろう。
あなたが商品を売り続けたいなら、前述の通り”特典の限定性“を出しても良い。
半年に1回くらいのペースで理由を付けて、
「【3日間限定】特典復活キャンペーン!」
を開催しても誰も文句を言わないはず。
ウソを付いてもすぐにばれるのだ。



お客の購買力を上げる3つのポイント!のまとめ
コピーライティングのテクニックで、「限定性を付ける」という方法があるが多くの人が使い方を間違っている。
何でも良いから限定性を付ければ良いわけではない。
限定性を付ける理由を記載する。
限定性が本物である。
これがないと意味がないのだ。
以上を理解して、正しく売る方法を身に付けて実践してみよう!
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