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【孫さんも認めたプレゼン術】人を動かす最強のプレゼンとは?

今回は、

伊藤洋一さんが書かれたベストセラー

 

1分で話せ!

 

という本について解説していこう。

 

伊藤洋一さんとは?

まず著者である伊藤洋一さんの紹介しよう。

伊藤洋一

 

現在は経営者として活躍されてる方。
もとはソフトバンクの孫さんが後継者となる経営者を育てようと始めた学校「ソフトバンクアカデミア」の一員だった。

そのソフトバンクアカデミアで孫さんにプレゼンをし続け、最終的に日本国内のCEOコースで1位を取ったという。

言ってしまえば、あの孫さんさえ唸らせたプレゼンマスター。

 

そんなプレゼンマスターがプレゼンの極意を非常にわかりやすくまとめたサラリーマン必見の本!

1分で話せ

という本について、今回は特に大事と思ったポイントを3つだけ厳選して解説していこう。

では、まず1つ目のポイント。

 

①プレゼンは相手を動かしてナンボ

この本の素晴らしいところはプレゼンの小手先のテクニックの解説に入る前に、

そもそもプレゼントとはなんなのか?

ということを教えてくれる。

 

そこで語られている結論。

プレゼンは相手を行動させてなんぼ!
相手に行動させるために存在してる!

というもの。

 

ようは、

綺麗なパワポの資料を用意!
かっこいいジェスチャーを交えたプレゼン!

などしても相手が自分の要望通りに行動しなければ何の意味もない!
ってこと。

そもそも、みんなプレゼンなんて話半分でしか聞いてないのである。

ハナホジ

 

プレゼンを受ける側はみんな真面目な顔して座っているが、

「今日のランチはラーメンがいいかなぁ」

とか、どうでもいいことを考えてたりする。
または別の業務のことなどを考えてたりすることもあるので、実はプレゼンを受ける側はあまり集中なんてしてないのだ。
(と考えておいた方が良い)

そんな相手に対して”聞いてもらい行動してもらう”となると、自分がかっこよく見えるように話したい!とか思ってるようでは全然ダメ。

自分のことなんかより、とにかく聞いてくれる相手に意識を集中させないといけない。

 

例えば、具体的に説明すると、

●相手はどんな立場の人なのか?
●どういうことに興味があるのか?
●話す内容に対し、どのくらい知識を持っているか?

 

などを意識しないといけない。

“自分の話し方”とか”ジェスチャー”なんかどうでもいいのだ。
もっと言えば、そういう相手に対し

具体的に何をどうして欲しいのか?
どう行動してもらえたら最高か?

 

など詳細なゴールをイメージしておかないとダメ。

という事で、まとめると1つ目のポイントは、

相手に行動させてこそのプレゼンなんだよ!

ということ。

 

そして、その行動を起こさせるためには、

1:まず相手のことをよく知る。
2:その人用のプレゼンにカスタマイズする。
3:相手に具体的に何をして欲しいか?を頭の中で整理する。

これらが大事。

 

その下準備ができてこそプレゼン資料を作り始めることができるし、その準備ができてないと資料作りもできない。
さらにはプレゼン本番で、”どう話せばいいか?”の答えも出ない。

「よし、わかった!
相手の事もよく調べた!
どう行動させたいかも整理できた!」

そんな下準備が終わったら次の2つ目のポイントへGO!

 

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②3段ピラミッドを作る

先ほどのポイントは割とマインドみたいな話だった。
次はより具体的なテクニックの話になる。

プレゼンは、この3段ピラミッド

3段ピラミッド

を作り、その通りに話せば相手に行動させることができる!

と本書では語られている。
3段ピラミッド構造はシンプル。

まずトップに結論を配置する。

 

例えば、家電メーカーで社長にプレゼンするとしよう。

テレビ事業からはもう撤退した方がいい!
という内容をプレゼンしたいなら、これを結論とする。

その結論を次の段の根拠で支える。
では根拠とは?

 

例えば、

家庭用テレビの市場がどんどん小さくなっている。
ライバルとなる競合企業がめっちゃ強い。

など、撤退する根拠(理由)で支える。
この2段のピラミッドが整うだけでも、なかなか良さげなプレゼンになる。

さらに仕上げとして3段目!
具体例で支えよう。

 

例えば、

あのアメリカの大手家電メーカー〇〇が倒産したんです。
それは何故か?

原因は市場が小さくなっていくテレビ事業に投資し続けたからです!

みたいなこと。

 

そういう根拠を支える具体例を伝えてあげる。

結論・根拠さらに具体例

 

ここまでガッチリピラミッドを固めると、プレゼン相手はもう行動するしかない。
そんな状況になる。

この場合、社長は、

「分かった、君の言うとおりテレビ事業は撤退しよう」

みたいな決定の確率は確実にアップする。

 

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社長の頭の中で何が起きているのか?

では、この時に社長が”何で悩まずに提案通りに動いてくれるのか?
を考えてみよう。

その理由は、

 

左脳と右脳を支配されたから。

 

社長の頭の中で何が起きているか?というと、まず自分が結論を言った時、社長の頭では

「何でそんな結論になるの?」

というロジカルな左脳が働く。

そこで、こちらから根拠を提示してロジカルに左脳をまず支配する。
しかし左脳を支配できたとしても、まだ右脳が残っている。

なので社長としては、

「その話だけじゃ、うちの会社に関係のある話かイメージできない」

と思ったりする。

そうなった時に、自分の会社と似たようなアメリカの会社が倒産した事例など説明し、「この会社にも関係ある話なんだよ」という答えを提示してあげる。

そうするとイメージをつかさどる右脳も支配できるのである。

 

結果的に”左脳”と”右脳”どちらも支配された社長は、迷いなく判断を下すことができるのである。

正直、今まで紹介した

①プレゼンは相手を動かしてナンボ
②3段ピラミッドを作る

このポイントだけでも、かなり良いプレゼンにはなる。
でもさらに成功率を上げる3つ目のポイントがあるのだ。

これが本書に書かれていた面白いテクニックになるので今から紹介しよう。

 

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③リトルホンダを作る

 

リトルホンダ?

 

あなたはリトルホンダはご存知だろうか?
サッカーの本田圭佑選手がACミランに移籍する時に、その移籍の理由を聞かれた時の言葉、

「僕の心の中のリトルホンダに聞いて、そう決断しました」

これが割と有名だと思う。
要は、俯瞰視点の第三者の自分を作るってこと。

 

これがプレゼンにおいて非常に大事!

と本書に書かれている。
確かに自分もそう思う。

と言っても、これはなかなか上級レベルのテクニック。
具体的には、

自分の中でリトルリアールを作って、自分がプレゼンしてる時もリトルリアール視点(プレゼンを受ける側の視点)から自分は今どう見えて、自分の声はどう聞こえているか?

を意識しながら話す。

 

正直、これは多く場数を踏まないとなかなか身につかないテクニックだと思う。
自分はダンスイベントのMCなども数多いので、それなりの場数もある。

でも、そんな場数が少ない人でも大丈夫!

本書ではリトル〇〇をイメージする初歩的なテクニックも紹介されている。

 

リトル〇〇をイメージする初歩的なテクニック

やり方は簡単。

プレゼンの会場・会議室に早めに入り、一旦プレゼンする相手の席に座ってみる

これが一番簡単な実践方法だと書かれている。

 

相手の席に座ってみて、これからプレゼンする自分の姿や声を想像してみるのだ。

相手の席に座って自分のプレゼンをイメージする

これはダンスでも同じシュチュエーションがある。
ショータイムや振り付けの仕事を受けた時に、”自分がお客ならどう感じるか?”
この客観視点は非常に大切。

人の心を動かす」これはどんな仕事でも同じなので、自分の実体験としてもリトル〇〇はすごく有効だと思うので、騙されたと思って是非行ってみて欲しい。

 

ということで、今回は伊藤洋一さんが書かれたベストセラー「1分で話せ」という本について解説してみた。

それでは内容をまとめてみよう。

 

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人を動かす最高のプレゼン「1分で話せ」のまとめ

大事なポイントは3つ。

 

プレゼントは相手を動かしてナンボ

相手を動かすためには、

相手のことをよく理解したうえで、相手に具体的にどう行動してもらいたいのか頭の中をしっかり整理しよう。

3段ピラミッドを作る

結論・根拠、そして<例えば>の具体例。
というピラミッド作り、相手の左脳と右脳どっちも支配しよう。

③リトルホンダを作る

自分を俯瞰、客観視しながらプレゼンすることが大事。
なので事前準備として相手の席に座ってみよう。

 

最後に、プレゼンの成功率を100%に近づける方法を追記しよう。

 

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上司の根回しで成功率を100%に!?

 

プレゼン本番と同じぐらい泥臭い根回しも大事!

 

これ相手が複数人いるようなプレゼンは特に効果的。
この根回し手法は、知り合いの世渡りのプロに聞いた話である。

複数の中にたった1人でも強めにネガティブなことを言う人がいるとする。
すると、みんながその意見に釣られてしまいプレゼンがぐちゃぐちゃになる。

こんな状況あるよね?

 

1人の強烈なネガティブ発言が、ネガティブじゃない人まで巻き込み、自分もそれらしいネガティブな指摘する気持ちになってしまいボソボソ言いだす。

そうなると、その小さなネガティブが重なりプレゼン全体のイメージが悪くなり

結果、誰にも行動してもらえない

という事態になってしまう。
それは本当に厄介。

 

そんな事態にならないよう、複数に対するプレゼンの時は”根回しする
これ意外と大事。

特にネガティブなことを言いたがる、お偉いさんに対しては。
これは何か言いたがりのお偉いさんのあるあるで、

「俺は、そんな話は聞いてないぞ!」

ってやつ。

 

なので、厄介おじさんには絶対に事前に話を通しておく。
これ確かに面倒くさいけど、プレゼンでトラブルになる方がもっと面倒くさくなる。

ネガティブな事を言いそうな、お偉いさんには事前に全部伝える
そして1対1の打ち合わせの時にネガティブな感情は全部吐き出してもらう。

そのネガティブを皆がいる時に吐き出されると、皆に影響してしまうから。

 

なので、そのネガティブを自分だけで全部一回受け止める。
そして事前に聞いたネガティブ意見で反映できるところを反映する。

もちろん自分の通したい根本的な部分壊すと本末転倒なので、

妥協できるポイント
ここは通したいポイント

を確認し修正してあげる。
そして、プレゼン本番に修正したポイントを大きくアプローチする。

 

例えば、

「この部分に関しては元はこうでしたが、事前に専務にご相談してこう修正させていただきました」

こんな感じ。

 

これの何がいいか?

ネガティブな専務も一種の共犯関係になる。
このプロジェクトを一緒に進めている当事者の感じになるので、急にネガティブなことを言いにくくなるのだ。

仮に、それでも専務がネガティブなこと言ったとしても事前に全部吐き出してるので、想定問答を自分で作っておけば明快に切り替えていける。

 

すると他のプレゼン聞いてる人は、

「君は突発的な質問にも冷静に回答できてるな。
この仕事、プロジェクトに関してかなり準備してるんだろう」

などポジティブな印象を与えられたりする。

事前に根回しすることで、あのうざい専務を”自分のプレゼンのエキストラ“にすらしてしまう作戦でもある。

 

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ズルい = 悪人ではない

でも「根回し」ってなんかずるい感じするよね。
確かに、どこかずる賢いイメージはあるけど、

ズルい = 悪人

ではないと思う。

 

偉い人を説得して、その偉い人でさえ気付かないポイントを指摘する。
その結果、会社のためになること。
さらには、自分のいる会社の顧客、お客さんのためにゴリゴリ改善していく。

こうして10年、20年後を振り返った時に、

「アイツなかなかいい仕事してたじゃん!」

そんな状況ていいよね。

その瞬間ではズルい自分に気が引けてしまうかもしれないが、ズルさは時に最高の結果を出すこともあるのだ。

 

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