ネット上には日々情報が更新され溢れている。
インターネットが普及することで、世界中の情報が効率的に得られるようになった。
そのお陰で、情報収集コストは下がった!と思われがちだが、現実はネットが普及すればするほど、正しい情報を得るのが難しくなっているのである。
正しい情報を得るのが難しい理由2つ
理由1
情報過多
情報が処理できないほど多くなってしまい、その真偽の判断ができなくなってしまった。
確かにネット上にも正しく価値のある情報は存在する。
でも、無料の情報の多くは「ノイズ」と呼ばれる正しい情報を埋もれてしまい、むしろ不必要な情報がほとんど。
ネット上の多くのノイズの中から必要な情報を取り出す事は極めて困難。
また意図的にフェイク情報を流す人たちも存在する。
これに対応するには情報リテラシーとも呼ばれるが、情報の精査が必要になってくる。
理由2
インナーサークル情報
もう1つの理由は、ネット上では公開できないような貴重な情報が存在すること。
これは「インナーサークル情報」と呼ばれているが、このような特定の人たち(コミュニティ)の中だけで、やりとりされている情報は、一般には回って来ない。
数が限定されていたり、特別な人しか手に入らないような商品やサービスは、それらにアクセスできる人のネットワークからしか知ることができないのである。
価値ある正しい情報は、信頼できる人たちとのネットワークからしか得られない。
投資、未公開の不動産情報、アンティーク、現代アート、トレーディングカードなどの実物資産の情報などは、その典型だろう。

人それぞれのリアルの価値
もちろん、富裕層だけじゃない。
下町コミュニティなどの居酒屋情報やコスパ最強の隠れたセンベロ、良く出るパチンコ屋なども同じ。
個々で欲しい情報の内容や質は違うが、これらは全てリアルな付き合いの中から人間関係を構築し、その信頼関係の上に貴重な情報のやりとりが行われている。
ネットだけを頼りにしているとノイズと格闘して時間を浪費し、情報格差を解消することができない。
もちろんリアルでもフェイクは存在するが、ネットよりは精度が高いだろう。
大切なのは、
自分が欲しい情報が得られる環境作り。
これは、あなたが幸せに感じる環境作りと言う事でもある。
要は「誰と付き合うかが9割」ということ。
誰かの言葉にすぐ反応してしまう!
SNS、ツイッター、ネット記事に常に反応……
毎日、ムダな「反応」をしていない?
すべての「苦しみ」は、自分が「反応する」ことから始まっている。
それを理解することが、悩みを解決する第一歩となる。
その事実と、具体的な方法論を教えてくれるのは、2500年前の悟り人、ブッダ(原始仏教)である。
本書では、原始仏典を紐解きながら、現代人の人生に活かせる合理的な考え方を紹介している。
何歳からでも始められる。
「感情を、上げもせず、下げもしない」
ブッダの思考を学んで情報過多のノイズから開放されよう!


