今やYouTubeはいわゆる「レッドオーシャン」状態である!
一昔はメルマガやブログといったテキストベースの情報発信が流行ったけど、最近ではYouTubeやTikTokといった動画ベースの情報発信が人気で動画配信に参入している人が多い。
今では、多くのユーチューバーがいて、編集も凝ってわかりやすい動画を次々にあげている。
もはや、時間を費やしコンテンツを練り上げ、丁寧に編集したクオリティーの高いものでなければ勝負にならない。
もちろん中には、雑な編集でも人気な人はいるが、そのぶん企画が面白い。
しかも、人気YouTuberになったとしても、ちょっと手を抜くとすぐに他の人たちに抜かれてしまう…。
このように考えると、YouTubeのような一般的に認知された旬なサービスに参入し競争することは、あまり得策では無い。
これは、どのビジネスでも同じように当てはまる。

レッドオーシャン市場の危険性
有望なビジネスジャンルと考える人が増えると、そのマーケットに参入する人が増えてくる。
参加者が増えて競争相手が多くなるだけではなく、優れたプレイヤーも多く参入してくるので、競争優位を維持することが難しくなる。
また、レッドオーシャン市場では競合が「価格競争」を始めることが多く、ディスカウント競争からマーケットが値崩れし、収益性が維持できなくなる危険がある。
市場がレッドオーシャン状態なら、その中での 差別化を保てるか? を考えるべきである。
もし他のプレイヤーと差別化できないなら、潔くその市場から撤退し、新しいマーケットを探すのが賢明。
差別化によるオンリーワン戦略
これこそが、価格競争に巻き込まれない継続性の高いビジネスの基本。
だからこそ、他の人にできることをレッドオーシャン市場でやってはいけないのである。
【書籍紹介】
“がむしゃらに働く人生”から脱却し、本当に必要な努力に注力できる自分に変われ!
世界的なパンデミックによって、新しい価値観が生まれた。
これまでの”がむしゃらな努力”による成長思想、成長前提をベースに考える米英型の考えに対して、「もう限界にきている」
しかし、「組織のためにがんばる」になれた人がいきなり、「がんばる」を捨てることは簡単ではない。
だけど、「がんばらない努力」を身につければ、そのマインドを変えることができる。
これからの時代に大切なのは、
「がんばらない努力」を身につけること。
ただし、「がんばらない=何もしない、やる気を出さない」
ということではない。
限られた時間の中で、すべての物事に全力で取り組んできた今までを見直し、自分の目的達成のために本当に必要な努力だけをする。
そして、それ以外は決断や思考を必要としない仕組みを作る。
それが「がんばらない努力」なのである。
この一冊から「努力の本質」を学んで、がんばらないで成功して欲しい。