今回は、
女性脳科学者が、金持ち脳になる方法全部教えます!
という内容を解説していこう。


東大卒の女性脳科学者が、金持ち脳のなり方、全部教えます。
Kindle版 (電子書籍)
この本は東大卒の中野信子さんという方の著書。
中野信子さんは日本を代表する脳科学者の一人。
世界のトップ2パーセントのIQを持つ人しか入れない『メンサ』の会員でもある。
この本では、
“お金持ちになる人の脳”
つまり、金持ち脳の特徴と、その金持ち脳になるための方法を解説している。
先に結論を伝えるとこうなる。
お金持ち脳とは「勝つことの気持ちよさを知っている脳」のこと。
では、勝つことの気持ちよさを知っている脳とは一体どういうことなのか?
というわけでこの記事では、
①脳の快楽とは?
②脳の快楽を操って金持ちになる方法は?
という順番で、金持ち脳のなり方を説明していこうと思うので、ぜひお楽しみに。
①脳の快楽とは?
これは例えば、
美味しいご飯を食べたら幸せ!
運動して汗を流したら気持ち良い!
タバコを吸ったら安心する!
みたいなもの。
これら脳の快楽については”脳の報酬系“という部分が関わっている。
この報酬系でドーパミンというホルモンが出ることで、自分たちは快楽を得ているのである。
そして、この報酬系には大事な特徴がある。
それは、
快楽を繰り返すほどドーパミンを出すのが上手くなる。
という特徴。
つまり最初はビールもタバコもそこまで美味しくなかったけど、回数を増やす事にどんどん美味しくなった。
これは脳の報酬系がドーパミンを出し方が上手くなっているから。
このような仕組みで人間は気持ち良いことを止められなくなっていく。
そして、この気持ち良いことには、
何かを達成する
勝つ喜び
認められる喜び
という類のものもある。
そう!
感のいい人は分かったと思うけど、お金持ちになっていく人というのは、この種類の気持ち良さを知っている人達なのだ。
最初は小さな成功体験かもしれないけど、それを繰り返すことが金持ち脳には大事。
「小さな成功体験を重ねる」ことで以下のサイクルが発生する。
小さな成功体験を重ねる
⬇︎
脳の報酬系が強化される
⬇︎
勝つことや認められることで
ドーパミンが出やすくなる
⬇︎
つまり、快楽を得やすくなる。
⬇︎
さらに、この快感を得るために
努力をするようになる。
⬇︎
その努力することに対して
快感を感じるようになる
という好循環が生まれる。

よく勝ち癖をつけるというけど、これを脳科学的に言い換えるなら、
勝ってドーパミンを出し、脳の報酬系を強化しろ!
と言えるということになる。
では続いて快楽の操り方を解説しよう。
②脳の快楽を操って金持ちになる方法
これは前述した内容と重複するけど、
小さな成功体験を繰り返すこと。
何かを”達成する喜び“を脳に教えてやる。
これを繰り返すことで脳はドーパミンを出すのが上手くなる。
最初は苦手だった〇〇がやめられなくなる。
というように、何かを達成することで達成感が生まれ、止められなくなった人達がお金持ちになっているということ。
要は、成功するための貪欲さが凄いのだ。
また、この報酬系には嬉しい特徴が1つある。
それは、必ず達成しなくてもいいということ。
「もう少しで達成できたのに….」
という場合であっても報酬系は強化されるという特徴がある。
つまり、
惜しい!後一歩だった!
という時でもドーパミンが出て快楽を感じ報酬系が強化される!
ということ。
なので、何事も行動が大事。
失敗を恐れて何も行動しない。
のではなく、この報酬系を強化させるには”まず行動すること”を心掛けよう。



というわけでまとめ。
金持ち脳のなり方のまとめ
金持ち脳の特徴
脳が達成する快感を知っている。
快感は繰り返すことで、更に強くなるので勝ち癖がつく。
ということだった。
なので、小さな成功体験を重ねて達成する快感を脳に教えてあげること!
これが金持ち脳への第一歩!
ぜひ、この本を読んで脳の特徴を利用して豊かな人生にしていこう。