これまでの人生で、仕事もプライベートも数々の失敗を繰り返してきたなー。
と改めて感じる。
自分は「やるか」「やらないか」で迷ったら、やる方を選ぶリスクテイカーの性格なので、それが原因かもしれない。
そんな自分の生き様を正当化するわけではないけど、人生は「リスクを取ったもん勝ち」だとつくづく感じる。
リスクは過剰評価されている
大半のリスクは一般で考えられているより大したリスクではない。
リスクが過剰に評価されて過ぎている。
実際にリスクを取ってみると、思ったほど大したことのないケースが多い。
もちろん、リスクを取れば取るほど当然、失敗することも増えていく。
裏返せば、失敗の数が多いという事は、リスクをたくさんとっていることを意味する。
だから失敗ばかりしているのは、正しい行動の結果とも言える。
失敗をしないと言う事は、平坦で無難な道を選んでいるてこと。
失敗を恐れて、出来るだけリスクを取らないようにする。
これはマイナスはないかもしれないけど、成功によるリターンもない。
公務員や銀行員などカッチカチの減点法の世界で生きていると、無難だけどつまらない人生に終わってしまうだろう。

死ぬ以外は、かすり傷マインド
そうは言っても、確かに致命的な失敗は、人生を終わらせてしまうリスクがあるので最大限の注意は必要。
でも致命的な失敗に遭遇する可能性は、一般で思われているほど”ない”のである。
世の中のリスクやすべての失敗の大半は「小さいもの」だから、出来る限りたくさんトライアルした方が良い。
最終的にその数々の小さな失敗の中から、それらよりずっと大きな成功を手に入れられるチャンスが来る。
失敗することができる能力、すなわち「リスク許容度」は、一般に年齢とともに低下していく。
若い頃は、その日その日で全力で生きて無茶をしていたのに、だんだん丸くなっていく。
これは、誰でも思い当たることだと思う。
だとすれば、小さな失敗はできるだけ早く、できるだけ多くした方が良いのだ。
これは仕事はもちろん、恋愛、人間関係でも同じ。



成功の裏にはリスクがある
経験があなたを大きくしてくれる。
リスク許容度が大きな人は、リスクを躊躇なく取ることができ、それが結果につながっていく。
事業や投資、資産運用の世界で、お金持ちがさらにお金持ちになっていく理由も、この考え方に大きく影響していると思う今日この頃。
「やるか?」
「やらないか?」
あなたのリスク許容度はどのくらいだろうか?
なぜ、
「10人に1人が医療ミス」の実態は改善されないのか?
なぜ、
燃料切れで墜落したパイロットは警告を「無視」したのか?
なぜ、
検察はDNA鑑定で無実でも「有罪」と言い張るのか?
オックスフォード大を首席で卒業した異才のジャーナリストが、医療業界、航空業界、グローバル企業、プロスポーツチームなど、あらゆる業界を横断し、失敗の構造を解き明かす!
失敗の原因と仕組みを深めて成功を手に入れろ!