今回は、
独学で学ぶヒップホップダンス完全ガイド!(前編)
めっちゃボリュームあるので①・②に分けたよ。
前半①は未経験・初心者向け。
後半②は脱初心者〜中級者向け。
動画も多いから重かったら許してね!
その代わり動画も厳選して選んだので。
後編②はこちら。

注)PCで観るのがオススメ!
- 独学で脱初心者までどのくらいかかるの?
- 独学でイベントに出るにはどのくらいかかる?
- 費用をかけないでヒップホップは習得できる?
最初に結論いうと、 独学でヒップホップダンスは習得可能!
ストリートダンスだけに元々はみんなストリートで学んだ。
独学が無理なはずがない。
でも確かにスクールに通う方が効率いいし習得も早い。
ちなみに自分は独学で仕事にできた。
と言っても完全な独学ではなく、2ヶ月ほど週1回(2時間ぐらい)野外の個人レッスン経験がある。
まさにストリートレッスン。
では、そこで何を学んだのか?
「裏取り」「簡単なステップ系」
…これだけ。
当時はユーチューブもネットも普及してない時代。
その2カ月だけ…。
ほぼ独学といっていいよね。
その経験をギュッと濃縮して、独学の最短の流れを解説するのでお楽しみに。
では早速、記事を見ていこう!⬇︎⬇︎⬇︎
記事の目次(タップできます)
独学とダンススクールのメリット・デメリット
まず最初に、
独学でダンスを学ぶことがあなたに最善な手段なのか?
これを確認していこう。
独学でダンスを習得する場合
【メリット】
- 費用がおさえられる
- 自分のペースで練習ができる
- 個性、オリジナリティがでる
- 考えて学ぶ行動力と情報収集のスキルアップ
- 自分で乗り越えた経験と自信がつく
【デメリット】
- モチベーションの維持が必要
- 周りとの比較がしづらい
- 意思が強くないと練習時間を確保できない
- 動きに変なクセがつく可能性がある
- 外部からアドバイスを得る機会が少ない
ダンススクールでレッスンに通う場合
【メリット】
- 周りの生徒と比較できるので自分のレベルが把握しやすい
- ダンス友達・仲間などのコミュニティができる
- 発表会・イベントなどステージ情報が得られる
- スクール・先生に認められると仕事に繋がる可能性がある
- プロ(経験者)の先生に教われる
- モチベーションの維持がしやすい
【デメリット】
- 地方はスクール・スタジオの数が少ない
- 生徒数が多いクラスはレッスン進行が早い
- スクールの色に染まりやすくオリジナリティが出しにくい
- レッスン費がかかる (月謝¥5,000~¥15,000程度+発表会…etc)
- 人間関係のトラブルに巻き込まれやすい
- 変な派閥などの嫉妬・悪口なども巻き込まれやすい
どうだろう。
各メリット・デメリットを書いたけど、キミに最善の手段だったかな?
「それでも自分は独学でやる!」
という人は次のステップに進もう。



独学で学ぶヒップホップダンスの順番とは?
ここでは、独学で学ぶ効率的な順番を書いていこう。
そこでまず1つ注意。
最初に振り付けの練習は厳禁。
動画を観てやりたくなる気持ちはわかるが「急がば回れ」が大事。
あくまで振付はゴール。
しっかり基本を身につけてから!
独学で学ぶ効率的な順番
- ストレッチのやり方を学ぶ
- 基本のリズムやステップ&ノリを練習
- アイソレーションの知識と練習
- アイソレーションを音の流れで練習
- リズム系を音の流れで練習
- ステップ系の振り付けを練習
- その他のダンススキルの知識と練習
- 今のレベルの振り付けに挑戦する
- 今のレベルより難しい振り付けに挑戦
- 自分で振り付けを作ってみる
- オリジナルの振り付けでイベント出演
以上の流れでレベルの基準を作っておこう。
これで独学の進歩状況が把握しやすくなる。
④までクリア。
→脱初心者のレベル
⑧までクリア。
→中級以上レベル
ダンス動画を観て自分でコピーできるレベルは”一人前“!
自分でオリジナルの振り付けができる、またはソロパフォーマンスができるレベルは”独学卒業”!
以上を確認して、具体的な内容に入ろう。
ストレッチのやり方を学ぶ
まずはストレッチから学ぼう。
独学だとストレッチは飛ばしやすい内容だけどダンスは身体が資本。
怪我防止にもなり、身体の柔軟性はつけといた方がいい。
動きにも伸びが出て可動域も広がる。
基本のリズムやステップを練習
次にリズム・ステップの基本を知っておこう。
インストラクターがいないぶん独学の場合は基本はしっかりやること!
リズムの基本は、
「ダウン」「アップ」「裏」 「前ノリ」「後ノリ」「16」「タメ」
とりあえず、この7つだけ理解して練習しておけばいい。
各リズムの説明は動画で確認だ。
(ヒザと胸、ヒジを使って下に取るリズム)
「ステップ」と「ノリ」の違いは?
ステップ
下半身(足)を使って踊ることが多い。
特にヒザを軸にダウン・アップを意識した動き。
ノリ
上半身(首・手・胸・肩)を使って踊ることが多い。
リズム取りと似ているが、ノリの方が個性を重視した動きになる。
とイメージしておけばオッケー。
ノリとは…
またはコアな呼び名だとバイブスともいう。
独学でノリを出すには、とにかく慣れるしかない!
個々の雰囲気や個性または癖などが出るムーブの1つ。ノリにより「ステップ」「振り付け」の見え方や雰囲気が変わる。
ラッパーが音で身体を動かす動作も同じ意味。



基本の種類は沢山あるので、応用が利くリズムレクチャー動画を持ってきたぞ。
「Old School」
ソウル・ディスコ時代のノリ。
「Middle School」
ヒップホップ90年代のステップ系。
「New School」
ステップ・ノリ系から派生した新しいノリ。
Old School
ちなみに動画の黒人は日本にダンスブームをもたらした有名なダンサー。
マライヤキャリーの初期を支えたダンサーでもある。
ステップは単発で覚えるより動画みたいに遊び感覚で覚えるのがオススメ!
そして上達のスピードを上げるには、仲間を作って教えあうのがベスト。
「教えあう(アウトプット)」は ダンスで最も効率的な練習方法!
この記事は上達ポイントを詳しく書いたのでオススメ⬇︎



アイソレーションの動きを学ぶ
アイソレーションとは 身体の部分的なコントロールをする練習。
体の細かい部分の可動域を広げ、表現力が向上する。
具体的なパーツを挙げると、
首・肩・胸・腰・上半身・下半身
などになる。
なぜアイソレーション練習がステップ練習より後なのか?
ヒップホップは細かい動きより全身を使うノリがメイン。
アイソレーションも基礎だけど独学の場合はリズムやステップなど大きな動きを先に練習した方が慣れが早い。
首のアイソレーション
肩のアイソレーション
胸のアイソレーション
腰のアイソレーション



アイソレーションを音の流れで練習
部分的に動けるようになったら、次は音楽にあわせて練習。
パーツを意識して立体的に表現できるように意識。
下の動画はジャズのアイソレーションだけど、これはヒップホップでも使うので非常に有効。
下の動画はアイソレーションの応用。
少し難しいけど、雑にやらないで丁寧にやろう。
そして必ず鏡などで姿を確認してやろう。
特に独学だと変な癖がつきやすくなるぞ。



以上!今回はここまで。
これらの内容をしっかり身に付けてから後編に進むことが大事!
後編②はこちら⬇︎


