今回は、
スニーカーの色落ち、ソール汚れ、カカト擦り減り修復しよう!
という記事。
今回のスニーカー修復、実は自分も初めての作業。
なので作業工程や注意点などを共有しておこうと思う。
特にダンサーにとってスニーカーは親友。
スニーカーケアは必須知識なので要チェック!
お役に立てればいいね。
まず色落ち修復する愛用スニーカーはこれ!
アディダスのローカット
(レッド)


うむ、なかなかの色落ち具合。
カカトも若干擦れてるけど今回はスルー。
それもそのはず、
このスニーカー1足でタイ@バンコク「1ヶ月一人旅」に向かった。
そりゃダメージ受けるわな。

ソールの黄ばみも気になる…。
これは記事の後半で「ソール汚れ落とし」を書いたので是非!
このスニーカー本来のカラーはこれなんだけど。。。


からのぉ


流石に、この色落ちは切ない…( ´Д`)
もう一度街を一緒に歩いてあげたい!
スニーカー色落ち修復に必要な材料


◆必須アイテム
・染めQ(今回はレッド)
・マスキングテープ(今回はガムテープ)
・新聞紙etc:下敷き、スニーカーの中に詰める
◆さぶアイテム
・カッター:綺麗にカットしたい場合
・マスク:匂いが広がるので吸引防止
・軍手orゴム手:手の付着防止


70mlの一缶でちょうど1足分。
なので無駄に使うとすぐ足りなくなる。
心配な人は二缶か大きいサイズ(264ml)を購入しておこう!


色修復の手順方法
さぁ!では早速トライしていこう。
まずは全体の流れを確認。
①色を戻したいスニーカーを洗う!
②スニーカーにテーピングする!
③スニーカーの中に紙を詰めて外で色付け!
④外で1日干す!
①スニーカーを洗う!
これは必須ではないけど、
シミのとこは濃くなってしまう可能性がある。
なので綺麗に色を付けたい場合、なるべく洗って綺麗にしておこう。
ちなみに今回、自分は洗っていないw
だから少し反省点として書いてみた。
②スニーカーにテーピングする!
色を付けたくない箇所にしっかりテーピングをする。
本来はマスキングテープを使用するんだけど、今回はケチって家にあるガムテープで代用してみた。
ガムテープ代用の場合、種類によって剥がした時に粘着ノリがついてしまうので、粘着面の確認は必須。
あと、セロテープなどでも代用可能だが、透明なテープは貼り残しなどミスの危険があるので必ず色付きテープで代用しよう。






テープを貼ってもスプレーすると意外と色がはみ出てしまう。
なので、繋ぎ目はしっかり貼ろう。
スプレーといえど液体なので、少しの隙間でも色が付いてしまうぞ。
③中に紙を詰め、外で色付け!
こんな感じでスニーカーの中に紙を詰めてスプレーを防ぐ。


テープはいつ剥がす?
スプレー後に剥がしてもいいし、1日干してから剥がしてもいい。
今回、自分はガムテープで粘着ノリが付くと面倒なので、スプレー後に軽く乾かし早めに剥がした。
マスキングテープを使う人は1日干した後でも大丈夫だろう。
スプレーは必ず外で行うこと!
かなり匂いが広がるので中毒になる可能性や引火の危険も。
なので、必ず迷惑のかからない外で行おう。
④外で1日干す
干すのも外でやろう!
スプレー後もスニーカーには匂いが結構染み残っている。
部屋で干すと匂いが充満してしまうので、ベランダなど外で乾かそう。




では、スニーカーが乾いてテープを剥がしたら完成!
スプレーカラーリングの結果!
早速出来栄えを確認してみよう。
この状態から⬇︎


⬇︎




⬇︎


少しはみ出たけど、なかなかいい感じでしょ?
色がはみ出した時の処置方法
初めての場合、はみ出る確率が高い。
許容範囲ならいいけど、想定外のはみ出しは困るので、その際の消し方を教えよう。
色がはみ出た時に使用する材料
・プラカラーなどの溶剤
・ペイントうすめ液
・マニキュアなど除光液
1番効果高いのはペイントうすめ液 だと思う。
なので、余裕があるなら購入をしておこう。
これをキッチンペーパーなどに付けてゴシゴシする。
もし、それで駄目なら油性ペンや塗料など上から塗って誤魔化す。
あとは「消しゴム」もよく使われる方法。
けど、あまり期待はできないかも。



ソールを白く修復させる!
次はソール汚れ。
ソールの黄ばみも気になったので、ソールを白くさせるべくトライした。
洗う前⬇︎




このソールを綺麗にしてくれるのがコレ!⬇︎


ワイドハイターEXパワー(色物漂白剤)
◆用意するもの
・洗いたいスニーカー
・ワイドハイターEX
・要らなくなった硬め歯ブラシ(ハケ等でも可)
・サランラップ
・セロハンテープなどラップ固定
手順①:
まずは、スニーカーのソールにワイドハイターEXを原液のままブラシで擦り付ける。
手順②:
ワイドハイターEXが乾かない様に、ラップで密封しセロハンテープなどでラップを固定する。
(自分はヒモ使用)


手順③:
日中に、日がよく当たる場所にて4時間以上放置する。
(夜や日陰でも効果あり。自分は夜の作業で1日放置)
4時間以上、放置し終わったら再度ワイドハイターEXでソールを磨く。
放置中は綺麗になってないけど、再びゴシゴシ擦ってみると綺麗になってくのが分かると思う。
ソールを再ブラシした結果


⬇︎


⬅︎左が磨いたあと。
➡︎右が磨くまえ。


右も磨いた⬇︎


ラップをしなかった場合
工程は同じでラップしないとどうなるのか?
原液のままワイドハイターEXでソールを磨く。
ラップせずに1日放置。
再度ワイドハイターEXでソールを磨いたスニーカーがこれ⬇︎
⬅︎左が磨いたあと。
➡︎右が磨くまえ。


右も磨いた⬇︎


ラップ無しでも大丈夫そう。
かなり古いので1回では取れない汚れもあったけど、だいぶさっぱりしたと思う。
だけど、どうせならラップがオススメ。
完全に白くならなかった場合!
日を改めて、また同じ作業を繰り返す事をオススメ!
1回でも見た目の汚れは7割ほど落ちるぞ!



スニーカーのカカト擦り減り修復
ラストはカカトのすり減りを直す!
今回使用するリペアアイテムはこれ⬇︎


修復するスニーカーはこれ⬇︎




穴も開いてしまい、かなり消耗してる状態!
修復の流れ
①カカトに付属のヤスリをかける
②カカトにクリアファイルでカバーする
(しなくても問題なし)
③修復剤を塗って盛っていく
④48時間以上乾かす
⑤クリアファイルを剥がしハサミなどで型を整える
修復剤を塗った状態がこれ⬇︎




強力補修材 スポーツグー クリア使用⬇︎




48時間乾かした後⬇︎




型が少し雑になってしまったw
でも、穴や磨り減りはカバーできた。
ゴム色は履いていけば汚れて馴染むので気にしない。
あと各自で塗り直しで調整してもOK。
乾いた後の素材感は、硬めのゴムという感じ。
強力補修材 スポーツグー クリア使用⬇︎




これはスポーツ用だけに、結構硬めに仕上がる。
以上スニーカーリペアでした。
スニーカー修復!簡単リペアのまとめ
・スニーカーの色落ち修復。
・スニーカーソール汚れ落とし。
・スニーカーカカト補修。
これにてミッション完了。
この3つさえ出来れば、愛用のスニーカーも結構長持ちしてくれるだろう。
今回使用した修復アイテムはこちら⬇︎
黒もあるので大抵のスニーカーは対応可能。