今回は、
タイのダンススクール「Studio ZOOM」レポート!
を書いていこう。
自分は初バンコクに初一人旅で1ヶ月行ってきた!
この旅の目的は、
・日本以外で住める(移住)場所の確認
・物価や生活水準の体感
・どれだけ生活費を抑えて過ごせるか
・タイのダンス事情を確認する
そして、タイのBTSプロンポン駅(Phrom Phong)近くのダンススクールにお邪魔してきた。
そこでは日本では知られていないタイのダンス事情があった。
タイの「ダンス意識は?」「お金は?」「仕事は?」
ここでインストラクターをしている日本人の子に色々聞いてきたぞ。
スタジオ内の動画も撮ったから一番下にあるよ!










早速、記事を見ていこう!⬇︎⬇︎⬇︎
Studio ZOOM


公式サイト
https://www.zoomstudio.asia
ビルの1階にあるのだが、初見では中に入るまでどこにスタジオがあるかわからない。
ビルのテナント看板にもなかったので、もしや「潰れた!?」と思った。
しかし、ぐるっと回るとビルの入口がありエレベーター付近の壁にDANCEという文字が!


Studio ZOOMの中は?
中はこんな感じ。
更衣室もしっかりある。
2つスタジオがあり広さも綺麗さも日本と比べても遜色ない。
むしろ都内のそこらへんのスタジオより綺麗。
オーナーが中華系マレーシアの人らしく、内装はこだわってるとのこと。
この日は「キッズクラス」と「一般クラス」をしていた。
しかし、そこらで日本語が聞こえる。
ここタイだよな…。
そのくらい日本語が交わされていた。
辺りを見るとキッズの親御さん。
ここのキッズはほぼ日本人らしい。
なるほど、ここでも日本人の子供はダンスなのか。
レッスンを見守る親の眼差し。
日本と変わらない風景がそこにあった。
聞くとZOOMは日本人が他のスクールより多いらしい。
そして壁を見るとイントラ写真がズラーッと。


コンテストトロフィーもあった。


スタジオに訪れた目的は日本人インストラクターの存在
自分はある目的でここに訪れた。
それは、
日本人インストラクターに会うため。
●なぜタイにいるのか?
●なぜタイで教えているのか?
●タイで活動しているのか?
●タイで仕事になっているのか?
●タイで仕事にするには?
自分はこれを聞きたかった。
そこはダンス界の関係者として確認しておきたい。
ダンスといえばNYやLA。
アジアなら韓国、台湾、香港。
NYでもない。
LAでもない。
なぜタイなんだ!?
自分の周りでもタイのダンス情報は皆無だった。
そんな好奇心につられスタジオのタイムテーブルを調べ、日本人イントラであろう日に足を運んだのだった。
なぜ日本人てわかったかって?
そこは名前でなんとなく判断!w
外れたらまたNEXTということで。
そして、うまいことビンゴ!
今回お友達になった日本人インストラクターは…
バンコクのダンススクール日本人インストラクター
TAEちゃん
NICE!SMILE!
日本拠点: 名古屋
年齢非公開
ダンス歴12~3年(日本ではチーム活動)
色々質問してみた。
何故タイにいるの?
元々タイで育ち、その後オーストラリア、タイ、日本に滞在し、また戻って現在タイ2年という。
なので日本語はもちろん英語、タイ語もこなすトリリンガル。
タイのダンス事情は?
タイのダンスシーンは現在盛り上がってきてるみたい。
5年前と今では勢いも認知度も全然違うらしい。
確かにダンスコンテストの動画を観てもハイレベル!
ダンスコンテストは地元レベルで開催はしているみたいだけど、クラブなどのダンスイベントはないらしい。
過去に日本人インストラクターが頑張って開催してたのだが、来るのは日本人ばかりで定着しなかったとのこと。
その後、日本人インストラクターは帰国したそうな。
ダンスボーカルグループもここタイでも韓流で、現地ユニットは長く続かないみたい。
ギャラも安く1年程度で解散に至るグループも多い。
街中で流れているダンスボーカル系も緩めのノリが多く、チャキチャキダンス系はまだ多くない印象。
エンタメが広まるのは先進国の証。
タイはまだ余裕がなさそう。
そこにお金をかける気持ちがないのだろう。
経済的な余裕が生まれてからなんだね。
タイで一番古いダンススクールとは?
タイで一番長いスタジオがある。
それが、
harlem shake dance studio
(ハーレムシェイクダンススタジオ)
Harlem Shake Studio |Bangkok
https://www.facebook.com/harlemshakestudio/
HarlemShake Studio| Sri Racha
https://hsdancestudio.wixsite.com/sriracha-jp
この老舗スタジオでもオープンして12〜3年というから、まだまだこれからダンスシーン。
にしてもタイのダンス系スクールはどこも日本語サイトがメインになっている。
やはり現地の人より移住者をターゲットにしているんだろう。
あと面白かったのは、イントラのスカウトや専属契約とかもあるらしい。
専属とはスタッフとイントラ兼業。
クラブで踊っていて目を引くと関係者から声をかけられるらしい。
日本にもこういうスクールがあるけど、それほど人材確保に追われているのかもね。
TAEちゃんもクラブで声をかけられ
「専属どう?」
という話をされたけど断ったとのこと。
理由は、給料で縛られ外の活動も制限されるから。
向上心あるタイプには厳しいだろうね。
ちなみに、
Harlem Shake Studioは芸能に強いみたいなので、タレント・アーティスト志望はいいかも。
スタジオによって人脈やきっかけ作りに影響してくるからね。
日本でも学ぶ環境作りは大事!
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タイのダンス活動は?
スタジオレッスンは表向きで、メインはプライベートレッスンが熱いとのこと。
日本では当たり前のオープンクラス(グループレッスン)。
現地の人にはこのスタイルに抵抗ある人が多いらしい。
みんな恥ずかしいのかな。
しかも、不特定多数でのオープンクラスは、ここ5年前から認知されたみたいでレッスンスタイルもこれから発展途上ぽい。
あとは振付・バックダンスなど普通に仕事はあるみたい。
TAEちゃんは言葉の壁もないので、それは強い。
英語すらも通じにくいので指導業は現地語はかなり優位点になる。
最低でも英語は必要だろう。
タイはダンスで食えるの?
これにはコミュニティ作りが最重要とのこと。
どこでもそうだけど、情報が少ない環境では人の繋がりが信用を生む。
なので、気を使い過ぎると遠回りする可能性が高い。
どんどん積極的にアプローチしていくべき。



ちなみTAEちゃんはダンスで食えてるそう。
凄いよね。
でもインストラクターに関しては、日本よりタイの方が厳しいと思う。
理由は海外からも人材流入しているから。
今回のクラスも現地インストラクターじゃなかった。
日本では外人インストラクターに習う場合、ワークショップがほとんど。
通常のレギュラークラスで外人イントラが加わるということは、それだけハードルが高くなる。
そんな環境でも信頼を得るイントラになることが必要。
向上心あるキミにはこの記事を送ろう。



レッスンのギャラは?
これはさすがに聞き出すのは渋ってたw
だけど軽ーいタッチで聞いてみたところ…
固定&歩合らしい。
固定→生徒にかかわらず固定でもらえる。
歩合→生徒人数に対してもらえる。
固定歩合というのは、最低保証金額&人数で増加。
ということ。
マイナスになることはない。
しかし、日本ではほとんどが完全歩合。
完全歩合とは生徒が1人も来なかったら、交通費で赤字になる。
辛いよね。。。
だから、
「おっ!
タイなのにいいじゃん。」
と思ったでしょ?
でもこれは外人待遇で現地イントラは違うかも…と。
他の現地インストラクターのギャラはもちろん聞けないし、知らないとのことで想像でしかない。
固定といえば大手スクール・専門学校・音楽芸能系は安定収入になるけど、日本のダンサー人口は飽和してるので収入的に厳しい。
そんな厳しさをここに書いてみた。



タイも日本も一長一短だね。
追記
後日、TAEちゃんのからのオススメで、タイで最長15年活動している日本人インストラクター「KYOさん」と仲良くなったよ!
KYOさんは、先ほど紹介したスタジオ経営もしているのだ。
HarlemShake Studio| Sri Racha
https://hsdancestudio.wixsite.com/sriracha-jp
KYOさんとアシスタントの女性
【Studio ZOOM】バンコクのダンススクールのまとめ感想
日本には以前から海外ダンサーを仲介してる人やスタジオがある。
それをタイでやれると面白そうだなと感じた。
タイで活動してみたいダンサーがいたら連絡待ってるよ。
Let’s together running man!