今回は、
人生の成功・幸せって何だろう?
というテーマで書いていきたいと思う。
特に、最近の自粛環境で人の本質が出てると感じた。
少し哲学ポエム的な内容になるけど、幸福感が低い人には是非読んでほしい。
人生の成功・幸せって?
まず自分が思うことを書くと。
自分らしく生きること
自分の人生を生きること
だと思う。
多くの人は、他人と自分を比べて
幸福度をはかろうとする。
例えば、自分よりも幸せそうな人を見ると、そうなれていない自分に対して劣等感を覚えて不幸になる。
するとどうだろうか?
今度は他人の粗探しを始めて、なんとかして悪いところを見つけて
「私の方が幸せ」
と考えて卑屈になっていく。
その証拠に、世の中は
ゴシップが大好きだ。
人の不幸をみて、それと自分を比較して
「自分の価値」
をはかろうとする人が多いからだ。
メディアはそれを理解しているから、事実だけではなく主観やストーリーを入れて印象を操作してくる。
日本メディアは事実だけではなくて、書き手の解釈を入れている。
その結果、自分たちは気づかない間に
「あの人は〇〇だ」
というマイナス点を基準として評価している。
これが他人の良いところを探せな原因となり、どうにか相手の悪い箇所を探すようになってしまう。
また、自分自身の現状が”理想とかけ離れている”ことのギャップに苦しむ人もいる。
理想像が先行して
「人生はこうあるべき!」
「これが成功!」
と考えすぎてしまうパターン。
昔は自分もこんな感じだった。
これに陥ってしまうと、今の幸せを
感じられなくなってしまう。
「○○になれば幸せになれる」
「○○があれば幸せになれる」
と考えている人はこのタイプ。
例えば”お金”とか。
若い自称経営者にはこのタイプが多い。
「どの程度の売上があるのか?」
でしか人をはかれない。
見栄を張って自分で「だめだ」とわかっていても、プライドを捨てられないタイプも該当する。
ただ、上には上がいる。
他者評価のために稼いだお金は自分をよく見せるために使うから、収入が大きくなっても支出が大きくなり、結果、
幸福度が変わらない。
それでも
「人に良く思われたい」
という気持ちが勝ってしまい、
素直になれずに苦しんでしまう。
このとき、
「もっと稼げば幸せになれる」
と考えると、この負のスパイラルから抜け出せなくなる。

SNSで「楽しそうにしている人」を見て、
比較
一喜一憂
してしまうのはこのせいだ。
「自分は幸せ」「満たされてるアピール」する人も同じ。
他人が基準になるから
「こうなれていない自分は幸せじゃないんだ」
と勘違いをしてしまう。
でも、それはそう思ってしまう人が悪いんじゃなくて、無意識にそうしてしまうから怖い。
SNSが普及したことで、全世界の人の情報が入ってくるようになった。
これによって他の人の生活が目にはいりやすくなり、無意識に比較をして
「自分は幸せじゃないんだ」
と感じてしまう。
だからゴシップや愚痴、悪口しか言わない飲み会で盛り上がる人が出てくる。
本当はみんな幸せなのに、
そこに目を向けようとしないで
他人と比較してしまう。
他人と比べることでしか自分の幸せをはかれなくなってしまったのだ。
だから他人のマイナスポイントを必死に探すようになって黒い部分が大きくなっていく。
だけど、
●家族がいること
●健康でいられること
●ご飯が食べられること
●平和な日本に生まれたこと
ほとんどの人はすでに幸せなはずだ。
だけど比較をしてしまうことで不幸だと考えてしまう。
ここを抜け出すためには、
「恵まれていて幸せだ」
ということに気づき、
それを肯定してあげる必要がある。
それが人生の成功だと思う。
たったこれだけのことだけど、
これさえできるようになれば楽になる。
まずは「自分が幸せだ」と感じることが人生を豊かにするためのスタートだ。
自分が変われば人生が変わる。



最後に、相田みつをさんの詩を紹介しよう。
幸せはいつも自分の心がきめる
他人と比べて自分をはかるのではなくて、
「自分はどうしたいか?」
「自分はどうなりたいか?」
これだけを考えよう。
それでもっと上を目指したければ頑張ればいいし、満足な人は今を楽しめばいい。
「他人にどう思われるか?」
この恐怖を捨てて豊かな人生を生きよう。


