ビジネス

【成功の問題定義】アイドルで成功するにはボイトレより〇〇だ!

今回は、

【成功の問題定義】アイドルで成功するためにはボイトレではない!

という解説をしていこう。

 

ビジネスやスポーツ、芸術的なんであれ、成功を手に入れるためには今の問題を解決する必要がある。
抱えている問題を解決し無くすことによって、さらに一歩先へ進むことができる。

では、そもそも「問題」とは何だろうか。

 

多くの人はどうでもいいことを問題だと考える。
そして、そこに執着し無駄な労力と時間を使ってしまう。
結果、いくら頑張っても成果を出せない人は多い。

 

そこで問題の定義をしっかりと理解する
その問題解決だけを考えて行動する

 

このようになれば、将来的に大きな成果を出せるようになる。
また、問題に対してどのように捉えるのかについても重要である。
なぜなら、問題を正しく理解していなければ、途中で諦めて成長をストップさせてしまうから。

そこで今回は、

成功に必要な問題に対する考え方

について深く確認していきたいと思う。

 

問題の定義は「現実とのギャップ」にある

人であれば、誰でも叶えたい未来をもっているはず。

たとえ家と会社を往復するだけの毎日を送っているサラリーマンでも、

「老後が心配なので大きな貯蓄を作っておきたい」
「家族関係をよくして、円満に過ごしたい」

などと考えているはず。
ただ、現時点であまり貯蓄がなければどうだろうか。

「老後を不安なく過ごしたい」

という希望の姿を満たすことができないため、ここに”現状との大きなギャップ“が生まれてくる。
これが先ほどの「問題」なのである。
要は、理想と現実のギャップだ。

 

問題定義というのは、理想の姿・希望の姿に対する現状とのギャップだといえる。
他にも、「必ず歌手になりたくて入りたい音楽事務所があるけど、圧倒的に音痴」など現状ではほぼ難しい場合も問題が起きているといえる。

「歌手になりたくて入りたい音楽事務所がある」という未来に対して、現状は「圧倒的に音痴」という状態であるためギャップを生じているといえる。

ここで重要なのは、”既に達成していることは「問題」ではない”という事。

未達成で、自分の理想の姿にギャップが生じている状態が”解決すべき問題”になる。
ここまでを理解したうえで、現在あなたの問題定義は何だろうか。

 

「目の前にある、どうでもいい仕事をやらなければいけない」
「友人に貸したお金が戻らない」

 

などは解決すべき問題ではない。
それらは”自分の理想とする姿“とは関係ないため、本当の意味での問題ではない。

一方で、

 

「トップ営業として活躍したいが、まだ数値が足りない」
「歌手として活躍したいが、まだメディアに注目されていない」

 

などは問題として捉えていいだろう。
このように「叶えたい未来とのギャップ」を感じたときこそ!問題が潜んでいるのである。

成果が出ないことを問題と考えるのではなく、より”自分が目指すべき未来”を見据えた延長線で問題定義をしなければいけない。

 

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成果は遅れて表れる

ただ、ここで問題を生じてくる。
それは、”成果は遅れて表れる“ということ。

いくら正しく問題を捉え、それを解決する努力をしても、すぐに成果が表れることはない。
多くの人は、努力をした分だけ成績が向上すると考える。
ただ、実際は違う。

努力した分だけ直線的に成長することはほぼない。
必ず指数関数のような二次曲線を描いて成長していく。

 

例えばビジネス。

「ビジネスを開始して作業量をこなすほど、稼ぐ額が増えていく」とほとんどの人が考えてしまう。

ただ実際は、最初はいくら作業をしても稼げない。
むしろ最初は出費があるため、マイナス(=赤字)になる。

ただ、そこから自分が成功することを信じ、努力を継続し続け、ある時点から急速にビジネスがうまく回るようになる。
しかも、急に稼げるように成長していくのだ。

ビジネスで成功経験のある人なら、全員がこのような推移(指数関数のような成長曲線)をたどるだろう。

 

ビジネスを始めたばかりの人であれば、作業をしてもほぼ成果が出ないので、

「本当なら、現利益が月50万円ほどになってるはずなのに!」

など、理想と現実で大きなギャップを感じるようになる。
こうしたギャップがこれまで説明した「問題定義」であり、このギャップを埋めるために努力してこそ”本当の成功”を手にすることができるのだ。

 

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異分野の知識から問題の解決策を探る

では、正しく把握した問題定義に対して、どのように解決していけばいいのだろうか。
これについては、

外に自ら足を運んで情報を取る

ようにしよう。

 

例えば歌手を目指す人なら、
スポーツやビジネスをしている人と積極的に交流を深める必要がある。

もしビジネスで成功したい人であれば、
芸術家やマスコミ関係者など、多くの人と付き合う必要がある。

もし歌手を目指す場合であれば、売れる売れないは実際には「歌のうまさ」はあまり関係ない。
もちろん圧倒的に音痴では厳しいが、歌のうまさ以上に大事な要素があるのも事実。

 

「歌がうまくないのにテレビに出まくってるアイドル」が多く存在している。
これを理解すれば容易に想像できるだろう。

 

なぜ、歌が下手にもかかわらず売れっ子のアイドルがいるのか?

 

これが今回のメインテーマ。

それは、彼ら彼女らは単純にマーケティングが上手いからである。
そして、多くのファンを抱え込むことに長けている。
そのマーケティングの多くは事務所のマネージメントである。
要は、”歌の上手さ”より”事務所の大きさや手腕”の比率の方が高いという事。

極論、
どれだけ多くのファンをつけることができるか
にかかっているのだ。

 

こうした事実(理想と現実のギャップ)を認識したとき、歌手活動のために行うべき行動は何だろうか?

ボイストレーニング?」

うん、確かに地道なスキルアップは大事だが、優先順位は低い。

「音楽系専門学校に行く?」

これはお金と時間の無駄。

「オーディションを受けまくる?」

これも一見大事に感じるが、受かるまでのセンス、労力、タイミングを考えると優先順位は高くない。

 

実際には、こうだ。

ビジネスの勉強をしてマーケティングを学び、ファンを獲得できるのかを研究する

 

よく考えれば当たり前のことだけど、これを理解している人が少ないので、いくら努力しても成功できない人が多い。

よくストリートライブをしている人を見かけるが、ただしているだけではダメ。
1回目より2回目に人を呼んで聴いてもらえるか、2回目より3回目…
という感じで、常に研究しマーケティングを日々向上していかなければならない。

ただ、こうしたアイディアや正しい努力の方法は自分の業界内にいる人(普段から会っている人)と接しているだけで気づくことはないので、積極的に外へ出て情報を取りに行く必要がある。

本当の成功を手に入れるためには、正しく問題を定義した後、

いまの自分に必要な努力」を異分野から学ぶ!

という作業が必要。

 

もちろん、前述の通り成果が出るには時間がかかるため、結果を出すためには”最善の努力”を継続する必要がある。

先ほどの歌手の例であれば、ボイストレーニングだけをいくら頑張っても成功することはほぼない。
しかし、マーケティングの勉強をして実行すれば成功する確率は飛躍的に向上するだろう。

 

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【成功の問題定義】のまとめ

成功するため必要なことは2つ。

問題を正しく定義する
正しい努力をする

こうした事実を認識した上で行動していけば、どこかの段階で必ず成果が出るようになる。
まずは、自分の置かれている状況を理解し、「何が問題なのか」を考える癖を持とう。

理想の自分に比べて、現状どんなギャップが起きているのかを深く考えるのだ。

この上で外の世界を覗き、異分野からヒントを得ながら正しい努力を重ねるようにする。
これによって成功をつかめば、新たなステージアップができる。

成功というのは、努力する前に「何が問題なのか」を考えること。
それを考えた人だけ実現することができるのだ。

 

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