「成功したければ成功者のマネをしろ!」
と、よく言われる。
これは、あなたも聞いたことがあると思う。
でも、実はこれには陥りやすい落とし穴あるのだ。
今回は、その理由と本質について書いていこう。
成功者のどこをマネるのか?
大体の人は、
「自分にとってラクなことだけマネをする」
人が多い。
成功者のイメージは、
「いい服を来て、いい物を食べて、いい所に泊まっている」
こんなイメージが多いと思う。
また、
「成功者がいるところに顔を出して、成功している気分を味わうと成功に近づく」
こんな言葉すらある。
これで成功できるなら苦労しないわ!
という感想は正直、誰でも思うだろう。
でも実はこれ、実行する人が凄い多いのも事実なのである。
この理由は、
誰でも、すぐに行動に移せるから。
要は「誰でもやれる」という事。
あと、実行されやすい例としては、
「タクシーを使って移動時間を削減する」
「グリーン車に乗って移動時間も快適な環境で仕事する」
「年会費がかかってもマイルのたまりやすいカードを持つ」
なども、実行している人は多い。
しかし、
●集客のスタートに2ヶ月でブログ100記事書いた!
●ひたすら異業種交流会周りして、名刺1000枚集めた!
●自分のコンサル分野の本、100冊読んでから初コンサルした!
●とりあえず仕事受注して、死ぬ気になって勉強しながら納品した!
などの、
「面倒!つまらない!飽きる!やりにくい!」
という正攻法エピソードはマネされない、または途中で挫折してしまうもの。
でも実は、そこにこそ!
成功のヒミツ(本質)
が隠されているのである。

優雅な白鳥も足をバタバタしている
白鳥など優雅に水面をただよう鳥達は、見えない水面下では足をバタバタさせて浮いている。
どんな成功者でも、みんな地道な業務と泥臭い作業を必死にしており、その行動力、実行力があるからこそ成功したのである。
これが、この世の真理。
優雅さ、贅沢さだけマネたら、自尊心は満たされラクだし楽しいだろう。
でも、あなたはそのまま変われない。
「見えない部分」をどれだけ見ようとして、自分のモノにするか。
これが成功者の本質であり第一歩なのだ。
【書籍紹介】


本書の著者である「森岡毅」氏は、経営難に陥っていたユニバーサル・スタジオ・ジャパンや丸亀製麺を立て直した人物として知られ、株式会社刀代表取締役CEO。
日本を代表するマーケターである。
「何をしたいのかわからない」
「今の会社にずっといていいのか」
と悩むあなたに贈る必勝ノウハウ。
後半の怒涛の展開で激しい感動に巻き込む10年に1冊の傑作ビジネス書!
第1章 やりたいことがわからなくて悩む君へ
第2章 学校では教えてくれない世界の秘密
第3章 君の強みをどう知るか?
第4章 君自身をマーケティングせよ!
第5章 苦しかったときの話をしようか
第6章 自分の「弱さ」とどう向き合うのか