今回は、ズバリ!
リーダーに必要な人を動かす方法
のポイントを書いていきたいと思う。
・周りから尊敬されるようなリーダーになりたい人。
・人間関係をもっとよくしたい人。
このような人に役立つはず。
ダンススクール、インストラクター、チーム活動などにも十分生かせる内容となっている。
リーダーになりたいのに、いつも外される人。
この原則を意識すれば変わるかもしれないぞ。
今回は、そんな人を動かす3つの原則を分かりやすくまとめるだけではなく、実生活にどう活かせばいいのか?
も詳しく解説していこう。
人を動かすといえば、「伝え方」でも人は動く。
人を誘導させる言葉を知りたい人はこの記事で!⬇︎

人を動かす1つ目の原則
①批判も非難もしない、文句も言わない
これを説明するためにまずは1つのエピソードを紹介しよう。
1931年。
アメリカでは、ある殺人犯が世間を震撼させていた。
彼の名前はクローレ。
免許証を見せてくれと頼んだ警官を何も言わずに乱射するほど凶悪な殺人犯だった。
誰がどう見ても彼は極悪非道。
しかし、彼自身は自分のことをどう思っていたのか?
なんと死刑が執行される、その瞬間になっても
「自分は悪くないのに何でこんな目に遭わされるんだ!』
と本気で思っていたそう。
そして、このように多くの犯罪者が
自分は間違っていない!
と信じきっているのは有名な話だよね。
これは何も犯罪者だからそう思ってしまうのではない。
なぜなら、
自分は悪くないと思うのは人間の特性だから。
例えば、
明らかに自分が悪いのに全く非を認めようとしない人。
このような人がいてイライラした経験もあると思う。
ではなぜ、自分が悪い時でさえ素直に謝れないのか?
それは、
人は批判されると、自分を守るために自分を正当化しようとするから。
そうなると何かと理由をつけて「自分は間違っていない」と主張するようになるので、人を批判しても誰も得をしない。
というのがポイント。
しかし、ここで疑問が湧く。
批判が駄目?
なら、ずっと自分が我慢しなければいけないの?
という事。
相手が間違っているのに何も言えないなんて苦痛だよね。
なので、ここで重要になるのが
相手への伝え方
例えば、
友人が遅刻をしたのに謝る気配もなく嫌な気持ちになったとしよう。
その時に多くの人は、このように批判してしまう。
「お前、遅刻してんだから謝まれよ!」
そうすると批判された相手は、自分が責められていると強く感じてしまう。
なので、
「そんな言い方しなくていいだろ、お前もこの前遅刻したじゃん」
と反論してしまったり、もしくは謝るとしても不満げな態度をとってしまう確率は高いと思う。
なので、伝え方をこの3ステップに変えてみよう。
①事実
②事実に対する自分の感情
③相手の意見に対する質問
例えば、
先ほどの例だとこのようになる。
「今日A君、遅刻したじゃん。
それに全く悪びれた感じがなかったから、正直不快に感じたんだよね。
その事にA君はどう思う?」
この方法を使うと、”事実“と”自分の感情“を伝えているだけなので否定しようがない。
A君が遅刻したのも、あなたが不快になったことも否定できない事実。
さらに、この方法を使えば相手を感情的に責めずに済むので反感を買わず素直に反省してくれる確率も高くなる。
この方法は本には書かれていないけど、個人的に重要だと思うので書いてみた。
ぜひ試してみよう。
次に人を動かす2つ目の法則。



②素直で誠実な評価を与える
このポイントは、誰もが自分の重要感を求めていること。
言い換えると、
人は自分が重要でないと感じてしまうと、全てのモチベーションを失ってしまう。
例えば、
・自分は会社の歯車と思って働く人
・会社や社会に貢献してる!と感じてる人
この両者では、後者の方が結果を出すのは分かるよね。
なので、人を動かしたい時は相手の重要感を高めてあげることが大切。
そして、そのために誠実な評価を与えることが重要になる。
例えば、
アメリカのある田舎町に仕事に不真面目な男がいた。
彼の名前はサム。
サムの上司は何度も注意したんだけど、いくら注意してもサムは変わらない。
なので上司は視点を変えて、サムの長所に目を向けることにした。
そうすると、不真面目なサムもたまには”やる気を出す”ことに気づき出す。
なので、そのような時は他の人の前で彼の仕事を褒めることを積極的に増やした。
するとどうだろう、
周りからの評価を得たことで、サムが感じる重要感を高めることになった。
その結果、真面目に仕事をするようになったのである。
このように人の長所に目を向けると、相手に誠実な評価を与えることができる。
そして、これができるようになれば薄っぺらいお世辞も必要なくなる。
相手の長所に目を向けて重要感を持たせてあげる。
これが人を動かす2つ目の原則である。
そして最後に、人を動かす3つ目の原則。



③人の立場に身を置く
これ一見当たり前に聞こえるけど、みんなできてる?
と聞かれるとそんなことはないと思う。
それは、
人は自分を中心に物事を考えてしまうから。
これを説明するために、ある母娘のエピソードを紹介しよう。
父親の名前はダニエル。
その息子のマイケルは幼稚園に行きたくないと駄々をこねていた。
いつものダニエルなら、
「お前は何てわがままなんだ!」
と叱ってしまう。
しかし、それでは幼稚園に行かせることはできても幼稚園を嫌いになってしまうよね。
なのでダニエルは息子の立場に立って考えてみることにした。
「もし、自分がマイケルだったら幼稚園に行く1番の楽しみは何だろう?」
そうするとフィンガーペインティングという遊びを思い出した。


なので、ダニエルは妻と一緒に楽しそうにフィンガーペインティングを始める。
そうすると当然ながらマイケルは「自分もやりたい」と言い出した。
そんな息子に対しダニエルはこう返す。
「マイケルはダメだよ。
幼稚園でフィンガーペインティングのやり方を教わってないからね」
すると次の日の朝、マイケルは”ワクワク”した顔でリビングで待っている。
幼稚園に行きたくて仕方がなかったのだ。
このように人を動かすためには、
自分が欲しい結果ではなく、相手が欲しいものをまずは考える。
この必要がある。
魚を釣る時は自分の好物ではなく、魚の好物を餌にする。
これと同じように、人を動かしたい時は自分の意見ばっかり通そうとしても意味がない。
魚も人も同じ。
動かすためには相手の欲しいものを用意することが大切!
これが3つ目の原則になる。
是非参考にしてみて欲しい。
それでは最後にまとめよう。






人を動かす3つの原則のまとめ
①批判も非難もしない文句も言わない
②相手に素直で誠実な評価を与える
③相手の立場に身を置く
是非、実践してみてね!
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