今回は、
ダンスでダイエットの結果を出す為に必要なこと。
を書いていこう。
ダンスでダイエットするには、
ただ踊って動くだけではなかなか結果は出にくい。
理由はこの記事⬇︎にも書いたけど、

今回は、さらに!
わかりやすく流れを伝えていきたいと思う。
そもそも痩せるってどういうこと?
まずはこの基本知識を知らないとね。
でも気をつけたいのが、
「知る」と「やる」
とでは違うので「知って」満足してはいけないぞ。
知ったらちゃんと行動を起こそう。
痩せる基本知識とは?
痩せるには、負荷のかかる運動はもちろん代謝を上げる(筋肉をつける)ことも必要。
しかも代謝の高い身体にすれば、多少の飲食も消費させ痩せやすい状態にできる。
そんな代謝には3種類ある。
基礎代謝
… 生きる上で自然と行われる活動代謝。 例えば、呼吸・血液・内蔵など。
生活活動代謝(運動代謝)
… 身体を動かすことで行われる代謝 例えば、家事・仕事・通勤など。
DIT(食事誘発性熱生産)
… 食事をすることで行われる代謝。 例えば、消化・吸収・発汗など。
この中でダイエット効果を上げる代謝はなんだと思う?
それは、
基礎代謝
「他の代謝は痩せないの?」
ということなんだけど、
●DIT(食事誘発性熱生産)
これは内蔵などの働きなので意識することは難しい。
●生活活動代謝(運動代謝)
これは日常生活で消費される最低限の代謝である。
もしあなたが、
通常の生活を送って痩せない!!!
ということは…
あなたに必要なのは
問題は基礎代謝なのだ。
しかも、基礎代謝は全ての代謝活動の70%といわれている。
早く効果を出したいなら、この基礎代謝を改善することが最短。
基礎代謝を上げる方法は?
基礎代謝が大切なのはわかった。
じゃその代謝を上げるにはどうしたらいいの?
ということになるよね。
それは筋肉をつけること。
なぜなら、筋肉を維持するにはエネルギーが必要になるから。
その筋肉量が多ければ多いほど消費エネルギーが必要になる。
これが基礎代謝のベースだ。
ということは、こんな流れになる。
基礎代謝を上げたい!
⬇︎
筋肉を付ける必要がある!
⬇︎
日常以上の負荷運動をする!
⬇︎
筋肉が増える!
⬇︎
代謝が上がって脂肪燃焼される!
この流れ分かるように、
日常以上の運動&負荷をかける!
これが重要なポイント。
ではダンスは代謝を上げる運動になり得るのか?
今から説明していこう。



ダンスは筋肉が付くのか?
代謝を上げる運動とは、「筋肉が付く運動」のこと。
果たしてダンスで筋肉が付くのか?
という話なんだけど、それは….
NO!
と言っておく。
厳密にいうと「付きにくい」。
理由は以下。
・身体が動きに慣れてしまう!
・踊る自分に自己満足してるだけ!
・ダンスは慣れると疲れない!
・ガチ踊りする機会が少ない!
1つずつ解説していこう。
身体が動きに慣れてしまう!
ダンスは経験を積んでいくと良くも悪くも身体が慣れてしまう。
最初はステップや振り付けを覚えることで必死!
だけど、それに慣れると疲れない動き方で踊れてしまう。
経験を積むほどボディコントロールが良くなり、疲れない動き方で踊れるようになる。
これは人間のいい性質だけど、ダンスで痩せるには逆効果!
むしろダンスで痩せる行為は、
いかに身体を疲れさせるか?
これが大事。
踊る自分に自己満足してるだけ!
ナルシストでもいい!でも身体をしっかり動かそう!
ダイエットや痩せる目的の前に、ダンスを楽しむことが目的の人。
こんな人は要注意。
これを否定はしないけど、
「楽しくダイエット!」
ではまず痩せないと思った方がいい。
「ダンスは痩せる!」
「ダイエットしてる私!」
という思い込みで、自分に酔っている人は少なくない。
そして、ダンスの初心者ほど身体より脳が汗をかいている状態になる。
「なんか凄い疲れたぁ!」
これは身体ではなく頭の疲労感では?
これを再認識してみよう。
汗をかいて身体がしっかり疲労しているかな?



ダンスは慣れると疲れない!
先ほども少し触れたけど、ダンス経験が長く慣れるほど疲れないようになる。
それは身体のコントロールやバランス感覚が成長してる証拠。
スキルは上がるけど、同時にエネルギー消費率は低くなる。
あとは”難しい動き”や”振付”で、やった気になっている人も要注意。
「難しい=消費」にはならない。
なので、ダイエット目的であれば、
「難しいダンス」ではなく激しいダンスを重視しよう。
筋肉痛になりにくい!
筋肉を付ける!
ということは筋肉が悲鳴を上げるということ。
その結果が「筋肉痛」である。
逆に筋肉痛になってない場合、負荷が足りないということになる。
ただの疲れ損という羽目にも…。
普段動かない人であれば、多少は下半身など筋肉痛になると思う。
しかし、それもすぐ慣れてしまう。
ダンスで筋肉痛になるためには、相当激しく動き続けないと難しいだろう。
ガチ踊りする機会が少ない!
上記の「相当激しく動き続ける」
これを実行できるのが「ショータイム」「イベント」などガチ踊りする環境。
スクールでは、ガチ踊りの機会はほぼない。
しかも前半は「ストレッチ・基礎・振り覚え」の時間なので実質7割休む時間だろう。
初心者クラスになると、さらに動くことは減る。
ほとんど覚えることで終わる。
そうなると自ら「激しく踊る」環境を作るしかないよね。



ダイエット効果があるダンスジャンルとは?
今までの説明を読んで、
ダンスってダイエット効果ないんじゃね?
と思ったあなた。
そうでもないんです!
もちろん普通のヒップホップレベルでは難しい。
でもトレーニング効果が期待できるジャンルもちゃんとあるのだ。
では、今から紹介していこう。



ストリート系
クランプ
クランプは激しい体幹運動に近い。
技術とフィジカルがなければ、ただのメチャクチャな暴れん坊になってしまうので注意。
この激しい動きをコントロールするには、相当な体幹とバランスが必要となる。
ロックダンス
一見コミカルに見えるが、大きく下半身と腕を使うので消費量は激しい。
特に腕を回したり振る動きが多いので、肩周りに負荷が高い。
下半身にしても足踏みや跳ねる動作も多様するので、全身運動としても効果がある。
ブレイキン
いわずとしれた筋トレダンス。
オリンピックの正式種目にもなった。
アクロバティックなパワー系と、ステップ&フットワーク重視なスタイル系に分かれる。
その両者とも高い運動量になるので、ダンスでは最強ダイエットジャンルである。



ストリート以外
バレエ
高い柔軟性と体幹、筋力全てを兼ね備えた華麗な伝統ダンス。
バレエを長くしている人で太っている人はほぼ皆無。
そのぐらいハードで敷居が高い。
柔軟性は身体の代謝と脂肪燃焼にも効果を上げる。
姿勢をキープする体幹は是非見習いたい。
ポールダンス
このダンスは、もはや器械体操。
ポールを持った時の背筋、肩、腕まわりの筋肉はヤバい。
自分の体重を遠心力とバランスでコントロールする高い技術も必要となる。
セクシーさと強さを兼ね備えた、最強のガールズダンス。
カポエイラ
もはやダンスではなく格闘技に近い。
というか元はそっちが発祥。
こちらも体操に近い動きだが、音楽性にも長けている。
なんとプレイヤーは動きはもちろん歌、楽器までこなす必要がある。
高い身体能力と感受性が必要な武闘派パフォーマンス。
ダンスに生きるトレーニングはこれで身につけよう⬇︎



習慣化させる1つの意識
最後に継続する意志力の話をしよう。
自己啓発などでよくある「習慣日数」の話はご存知かな?
習慣にさせるには「21日」や「66日」 など日数で例えられている。
継続すれば脳がインプットする。
ということだろう。
しかし、これは意味がないと思う。
自分も以前に実践したが効果は低かった。
理由は、
継続する日数が目的になってしまうから。
なので漠然と継続すればいいという訳ではない。
では、どうするのか?
習慣化させる大事な考え方を1つ教えよう。
それは、
変わった自分をリアルに想像してワクワクする。
あなたはなぜ変わりたいのか?
変わった自分は何をしたいのか?
をしっかり考えてみよう。
「宝くじに当たったらどうしようかなぁ!」
というより、
「来月のボーナスいくらかなぁ!もらったらどうしようかなぁ!」
の“ワクワク”の方がきっとリアルだろう。
なぜ、あなたは痩せたいのか?
もし、あなたが3キロ落とすならどっちがリアルだろうか?
「来月の挙式まで3キロ落とす!」
「来月まで3キロ落ちればいいなぁ・・・」
このように、動機や目的をしっかり持ち、最初は少し強制感を出すことも必要。



【ダンスでダイエット!結果を出す為に必要なこと】まとめ
- ダンスでダイエットするにも代謝を上げる努力が必要
- 代謝を上げる身体は、筋肉を付けること
- ダンスのジャンルを変えてもよし
- 習慣化するように目的と動機をしっかり持とう
家のトレーニングはモチベーションが上がらない…。
という人はこれを読んでモチベアップだ!



“ダンス未経験・初心者”に
おすすめ記事をまとめたよ⬇︎