ホリエモンこと堀江貴文氏の著書


のポイントを書いていくよ。
この本のメインメッセージを1行にまとめるとしたら、
貯金型思考を捨てて、投資方思考に今すぐ切り替えろ!
という感じ。
これどういうことかって言うと、本の冒頭で有名なアリとキリギリスに例えて説明されている。

夏の間にコツコツ働いて十分な蓄えをしたアリは生き延びる。
蓄えもせず、遊び放題のキリギリスは飢え死にする。
こんな話だけど、この物語の中で表現されている「貯蓄」とか「勤勉」は、
この令和の時代にナンセンス!
もはや、その貯蓄とか勤勉に対する信仰は洗脳でしかない!
この物語自体の設定が時代錯誤!通用しない!
と堀江さんは切り捨てている。
その理由とは、
物質的な価値の減少。
例えば食べ物。
美味しいご飯でも数100円で食べられるし、本当の意味でご飯が食べられない人なんて日本国内にそうそういない。
なので物事の物質的な価値というのは、これからというよりも今の時点でかなり無くなっている。
その中で価値がどんどん高まってきてるのは、
驚き!
感動!
快適さ!
などの物質的な価値とは違う、”心で感じるような価値“だ。
と堀江さんは言っている。
物質的な価値が重要でなくなってきたこの時代に、まだ物質的な価値に依存し”貯蓄を続けるアリ”みたいな考え方が本当に正義だと言えるのか?
逆に、キリギリスみたいに今を最大限楽しむ!
この考え方の方が価値があるんじゃないか?
今後は重要性を増していくんじゃないか?
これが、この本で伝えたいメッセージなんだと思う。
本書の個人的解釈
この本では投資型の思考について語られている。
投資型の思考は1の価値しかないものを100の価値に高めるような考え方。
そういう投資型の思考がこれから大事と書かれている。
そもそも、
1の価値→100の価値
に高めるような投資型の思考は急に大事になったというより、昔から大事な考え方。
でも時代の流れにより、この投資型の思考を本当に強く意識しないといけなくなった。
それこそバブル時代の人達は投資なんて意識する必要なく、勤勉な貯蓄型の思考でよかった。
普通に会社に勤め銀行にお金を預けるだけで金利3%とかもらえてたからね。
投資は年5%ぐらいの利回りでもよくて、お金預けてるだけで3%のリターンは凄い時代。
一方で今の時代は、銀行に預けても金利はたった0.001%!
これはひどいw
これ比較しちゃうとバブル時代は、今の時代に比べて3000倍の金利があったわけ。
だから昔のバブル時代の人達は投資型の思考なんて持たなくてもよかった。
バブル
3%
令和
0.01%
比較すると貯金するメリットが単純計算で1/3000になってしまった。
これは確実に時代の変化。
今この令和を生きる人達は貯金するだけじゃなく、
自分の資産をどこに投資するのか?
そういう戦略的志向が非常に重要になってくる。




何に投資すればいいのか?
じゃ何に投資すればいいのか?
ここがこの本で面白いポイント。
堀江さんは投資はすべきだ!
みんな投資したほうがいいに決まってる!
と伝えている。
しかし、株とか不動産に投資しろってことではない。
株なんかよりも「遊び」というものに投資しろ!
ということが、この本には書かれている。
株より遊びに投資しろ。
理由は2つ。
遊びに投資する理由2つ
まず1つ目。
①なんで株に投資しない方がいいのか
株に投資することは、投資のようでギャンブルと一緒だからという理由。
という自分はFXトレードで一応現在は利益を上げてるけど、この理由もわかる。
大半の人はマイナスになるし、経済学の研究なので証明されてること。
株とか相場の上下の動きは結局のところを読めない。
誰でも勝てる投資法!
みたいな本は売られてるけど、経済はいろんな要因があり複雑。
誰でも予想できないし、分かるはずがない。
これは頭のいい経済学の研究者がすでに出してる結論ではある。
なので、そういう相場の上下の動きで一喜一憂するのは、堀江さんは投資ではなくギャンブルだ。
と言ってる。
と言いつつ、過去に堀江さんはFXに挑戦して挫折しているんだけどw
https://reaaal-dance.com/from-dancers-to-traders/
②株ではなく遊びに投資すべき理由
これは結構極論だと思うけど、堀江さん曰く
今後テクノロジーの進化で人間の労働比率は少なくなる。
その中で、うまくが遊べるやつほど重宝される時代がくる!
といっている。
遊びこそ価値を生む時代が来る。
だから、とことん遊んで遊びのプロフェッショナルになろう!
その方が堅い投資だ。
とこの本には書かれている。






この本の重要なメッセージとは?
一番重要なメッセージは冒頭にも書いた、
貯金型思考を捨てて投資型思考に今すぐ切り替えろ!
ということ。
この他にも、本には堀江節は数多くある。
例えば、
・財布は落としても舞わない
・昼からうな重を食え
・女を連れ込むなら高級ホテルにしろ
など今回もインパクト抜群のメッセージが炸裂している。
堀江さんの本のおすすめの読み方
最後に、堀江さんの本の読み方も補足しておこう。
一言でいうと、
ホリエモンの真似なんてするな。
あくまでも視野を広げる参考だけでいい。
ということ。
堀江さんの本には2パターンの反応があると思う。
①ホリエモンだからできるんだ
②ホリエモン素晴らしい!明日から真似する!
特に②のタイプで、
堀江さんみたいに会議中にスマホいじります!
みたいな人もいるだろう。
この反応は全く真逆の2パターンだけど、個人的にはどっちも危険。
先ほど伝えた、おすすめの読み方は、
真似なんかしないで視野を広げるだけでいい。
堀江さんは、どの本もあえて強いメッセージを発信するために極論ぽい表現をする。
それが今回の、
貯金なんてする奴は馬鹿だ!
みたいなメッセージ。
例えば、
逆に堀江さんが、
貯金なんてするなとは言わないけど、しない方が良い場合もあるし、でもこんな場合は…
とかモゴモゴしてたら全然伝わってこないよね。
堀江さんの本は、極論を楽しむ本。
なので極論だと気づかないのは危険。
この理由は簡単。
我々はホリエモンじゃないから。
ライブドアを創業してもない。
ニッポン放送買収しようともしてない。
ロケットを打ち上げる起業家でもない。
だから堀江さんの言うことを鵜呑みにして真似しても、ほぼプラスにならない。
あなたができること、それは、
堀江さんみたいに、自分と違う立場の人が”どんな考えを持ってるか?”
この見識を広げることで十分なのである。
「こういう考え方もあるんだなぁ」
って頭の片隅に入れておけばいいと思う。
にしても、ホリエモン式の考え方を自分なりにカスタマイズして生かすのは有効!
今回の内容を仕事やライフスタイルに是非生かしてみよう。